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February 26, 2007 space
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建築家の黒川紀章氏のマニフェスト

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建築家の黒川紀章氏は2月22日、東京都庁で記者会見を開き、都知事選への出馬を改めて表明しましたが、その発想と期待される政策は、東京オリンピックの中止と首都機能の移転の推進が、黒川氏の都市計画構想の実現を目指す考えが都知事選出馬につながったと思われます。
 
 
 また、黒川氏は石原氏と東京オリンピックに関して話をしたそうですが、石原都知事は『おれは違う。安藤を使う』と答えたと言う事で、黒川より安藤?という言葉で、黒川氏の都知事選出馬を決めたのかもしれませんね。
 
 
 黒川氏は石原慎太郎都知事が出馬を取りやめれば、自らは出馬しない意向を示す一方、「黒川紀章が立候補宣言したからといって、石原知事は『おれは降りる』と言うような人ではない。思い切りがんばろうと思う」と語り、真剣に都知事の座を争う姿勢を見せた。
 

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 黒川氏は羽田空港の国際化や横田基地の民間利用などを主張してきた石原知事のリーダーシップを評価。自らも引き継ぐべきものとした半面、首都機能の移転に反対する姿勢や東京湾岸の開発を伴う東京オリンピックの招致を批判した。「都市計画家として東京の将来を心配している。石原知事は東京への一極集中を防いで、地方の時代に転換するための首都機能の移転について、重要性が全くわかっていない」
 
 
 公約に掲げた首都機能の移転の推進について、黒川氏は次のように力説した。「首都機能を移転することによって、公務員宿舎や霞が関のビル群の一部が不要になる。その場所を公園にして、一部は民間で再開発する。再開発によって生まれた利益の一部を低所得者向けの住宅建設に割り当てて、都心部の活性化を図りたい。首都機能の一部を移転すれば、地方の活性化にもつながる。私が都知事になれば、国や都の予算を全く使わずにこうしたことを実現する自信がある」。
 
 
 さらに黒川氏は、東京オリンピックの中止を公約にした理由をこう説明した。「オリンピックを通じて空き地となっている湾岸開発を目指しているようだが、泣くのは東京湾の生態系だ。私は現状の埋立地を公園にして、開発しない。オリンピックは世界の祭典だ。一人の建築家がグランドデザインをつくるのではなく、世界の哲学者や建築家、アーティストなどが集まって考えるべきだと思う。石原知事にこの考えを伝えたものの、知事は『おれは違う。安藤を使う』と答えた。そうした東京オリンピックの発想はいかにも古い」。
 
 
 仮に都知事に就任したとしても、建築家としての活動は継続する考えだ。「いまでも、たった一つでも大変な仕事をたくさん抱えている。議会や官僚の力を借りて組織的に仕事をすれば、いま以上の成果を挙げられる。毎日、登庁するのがいい知事だとは思わない」。
 
 

 黒川紀章氏急死 妻若尾文子さんに遺言「本当に好きだった」
 
 世界的建築家で、今年の東京都知事選と参院選に出馬した黒川紀章氏が12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の東京女子医大病院で死去した。73歳だった。黒川氏は今年7月の参院選直後から、体調不良のため入退院を繰り返していたという。女優で妻の若尾文子さん(73)は同日、黒川氏の遺言として「本当に好きだった」と言われたことを明かした。葬儀は13日に近親者のみで行う。

 黒川氏の妻・若尾さんは12日夜、東京・港区の自宅でインターホン越しに報道陣の質問に答え、遺言として「本当に好きだった」と言われたことを明かした。

 今年4月の都知事選に続き7月には参院選。精力的な選挙戦を展開した黒川氏だが、参院選最中から体調を崩し、選挙後は入退院を繰り返していたという。2日前から再び東京女子医大病院に検査入院。この日の朝、突然息を引き取った。

 若尾さんよると、最後に言葉を交わしたのは10日。「私はいい奥さんじゃなかった」と話しかけると、黒川氏は「そんなこと、そんなこと…」と言葉を詰まらせたという。「その時『本当に好きだったんだから』と言ってくれた。それが遺言みたいなもの。それだけは忘れません」。「こんなに突然、急変するとは」という若尾さん。「あらかじめ、覚悟といっても…、こんなに人間が簡単に死んでしまうなんて、やっぱり思わないものですから、本当につらかったです」。
 
 関係者は「15年前からは酒もたばこもやめて、健康に気をつけてきた。『90歳まで生きる』と言っていたのに本当に残念。やはり選挙で体力を使い果たしたのだと思う。悲しい」と語った。

 8月中旬には建築の仕事のため、ロシアに10日間滞在するなど、建築家として仕事も精力的にこなしていた。今月20日には都内の寺で講演も行う予定だった。


 
 世界的建築家の黒川紀章氏(享年73歳)
 
 12日に亡くなった世界的建築家の黒川紀章氏(享年73歳)の通夜が13日夜、東京都港区の梅窓院で行われ、妻で喪主の若尾文子さん(73)ら関係者が参列した。
 
 突然の訃報(ふほう)から一夜明けたこの日、黒川氏が党首を務めた共生新党では党首不在のため党の存続が困難と判断。「解散」も視野に検討を進めているという。となれば黒川さんの選挙パフォーマンスを彩った特注の選挙カーやクルーザーはどうなるのか? 世界中で進行するプロジェクトを抱える建築事務所の方も今後のメドは立っておらず、黒川氏の“遺産”をめぐる混乱はしばらく続きそうだ。
 
 【建築家の仕事】 事務所関係者は、黒川紀章建築都市設計事務所を「黒川氏を看板にしたアトリエ」と表現する。仕事は中東など世界各地で同時進行中で、その数は数十件にも及ぶ。単体の建築物に関しては同氏の指示をもとに進めることは可能だが、問題は都市計画。「10年単位で進行しており、今後は縮小せざるをえない」(関係者)という。同氏には2人の子供がいるが、いずれも建築設計にはかかわっておらず、後継ぎはいない状態。事務所の規模も次第に縮小せざるをえないという。

 【遺産】 全日空ホテルのスイートルームに常泊し、港区にあるマンションのワンフロアすべてを自宅としていた黒川氏。プライベートジェットやヘリコプターを所有し、総資産は数百億円とも豪語していた。


 

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HOMENews Blogsdesign | February 26, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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