ジョン・F・ケネディ米大統領暗殺の実行犯とされるリー・ハーベイ・オズワルドが銃を発射したといわれる窓がオンライン競売大手イーベイのネットオークションにかけられ、300万ドル(約3億5800万円)で落札された。落札したのはオランダ在住者という。
1963年11月22日、テキサス州ダラスのエルム通りを大統領の車がパレードで通った時に、隣接するいわゆる教科書ビルの窓からオズワルドが撃ったとされていますが、まさにその窓なんだそうです。「世界一有名な窓」っと言うふれこみで、なんと10万ドル(約1000万円)から出品されているそうで、でもその売り上げはチャリティーに行くそうです。 この窓にもいろいろな説があるらしく、そもそもホントにオズワルドが撃ったかどうか? 窓枠の出品者の人によると、暗殺があった1963年当時にこの一体を所有していたByrdさんの、息子さんが出品をしているみたいなんですが、父親は暗殺があった数週間後にこの窓を取り外したようです。多くの人が窓枠の木などを盗みにやってきて、それを防ぐために取り外したそうです。 それに、1970年にこのビルを購入した別の男性がいるそうで、その人も「私が本物の狙撃窓を持っている」っとクレームなどもつけているらしい。
目次: 第1章 運命の寵児 第2章 兵士から政治家へ 第3章 大統領への道 第4章 大統領の死 第5章 偶像崇拝と伝説
MARCデータベースより 誕生から暗殺までの45年間を客観的な視点と数々の証言によって描く、1人の政治家の人生の記録。秘蔵写真150以上、JFK語録、内部情報による新事実、最新インタビューで甦る20世紀のカリスマ神話。
ケネディ暗殺は複数犯?命中弾丸3発以上…米大チーム新説 1963年のケネディ米大統領暗殺に使われた銃弾数について、当時の政府調査委員会が「2発」と結論する決め手となった化学分析には根本的な欠陥があることを、テキサス農工大などの研究チームが新たな分析で突き止めた。 狙撃手1人による犯行とされていたが、当時の銃の連射に要する時間を考慮すると、同チームは「命中した銃弾が実際には3発以上あり、狙撃手も複数だった可能性がある」として、米専門誌「応用統計学年報」に発表した。 当時の調査では、大統領の頭部など5か所で計7個採取された銃弾やその破片を分析。銀とアンチモンの含有量を比較、弾丸ごとに成分のばらつきは多少あるという前提で、「5か所のうち2か所が同一の弾丸、もう3か所も別の同一弾丸から生じた破片で、銃弾は計2個」と結論した。 研究チームは今回、犯行に使われたのと同じ、54年製マンリヒャー・カルカノ銘柄の銃弾を古物市場で入手。計30個を最新の化学、統計手法で分析した結果、成分のばらつきが事件当時に考えられたより少ないことが判明、結論を導く上での前提が崩れた。 このため、同チームは「調査委で『同一』と判断した試料にも、実は2個以上が混じっている可能性がある」と指摘。「試料を再分析し、銀とアンチモン以外の微量成分も調べるべきだ」と求めている。
1963年のケネディ米大統領暗殺に使われた銃弾数について、当時の政府調査委員会が「2発」と結論する決め手となった化学分析には根本的な欠陥があることを、テキサス農工大などの研究チームが新たな分析で突き止めた。
狙撃手1人による犯行とされていたが、当時の銃の連射に要する時間を考慮すると、同チームは「命中した銃弾が実際には3発以上あり、狙撃手も複数だった可能性がある」として、米専門誌「応用統計学年報」に発表した。
当時の調査では、大統領の頭部など5か所で計7個採取された銃弾やその破片を分析。銀とアンチモンの含有量を比較、弾丸ごとに成分のばらつきは多少あるという前提で、「5か所のうち2か所が同一の弾丸、もう3か所も別の同一弾丸から生じた破片で、銃弾は計2個」と結論した。
研究チームは今回、犯行に使われたのと同じ、54年製マンリヒャー・カルカノ銘柄の銃弾を古物市場で入手。計30個を最新の化学、統計手法で分析した結果、成分のばらつきが事件当時に考えられたより少ないことが判明、結論を導く上での前提が崩れた。
このため、同チームは「調査委で『同一』と判断した試料にも、実は2個以上が混じっている可能性がある」と指摘。「試料を再分析し、銀とアンチモン以外の微量成分も調べるべきだ」と求めている。