東芝から、キーボード付きのPDA的なスマートフォンが高機能携帯電話が発表されました。欧米では「スマートフォン」と呼ばれ、ビジネスモバイル市場が急拡大している、欧州を中心に今春発売する。日本では個人が持つ携帯電話は飽和状態とされ、これから拡大が期待できる分野として、ビジネスモバイル市場を狙うソフトバンクモバイルが、東芝製品を日本向けに改良して発売する意向を表明した。
東芝がスペインで開催中の携帯電話見本市「3GSM」で発表した「G900」世界で主流の通信方式「GSM」や第3世代携帯電話通信方式「W―CDMA」で通信可能で、無線LAN(構内情報通信網)にも対応した。 Windows Mobile 6には、タッチスクリーン方式に対応した“Windows Mobile 6 Professional”と、非対応の“Windows Mobile 6 Standard”があるが、G900は、タッチスクリーン方式のWindows Mobile 6 Professionalを採用。タッチスクリーン方式のほか、QWERTYキーボードによる入力にも対応している。 「G900」は、HSDPA/EDGE/GSM/GPRSの各方式に対応したWM6 Professional対応モデル。480×800ドットのワイドVGAサイズのタッチスクリーンを搭載する。スライド式のボディにはQWERTY配列のフルキーボードを備え、2メガピクセルカメラやminiSDカードスロット、指紋センサーなどが用意される。CPUは300MHzのインテル製PXA270で、64MBのRAMと128MBのROMを搭載する。通話時間は最大3.3時間。 ソフトバンクは昨年10月、台湾HTCが開発したキーボード付き端末を日本で発売。ビジネスマンを中心に売れ行きが好調なため、品ぞろえを拡充する。