アラビアンナイトの世界
アラビアンナイトの世界がタイムマシーンで22世紀の地球に来てしまったかのように感じてしまう、大胆でユニークな超高級ホテル、アラビア海に浮かぶ3つの椰子の木型のアイランド、世界地図を散りばめたリゾート島、世界初の海底ホテル、世界一の超高層タワー。
エキゾチックなアラビア文化薫る街並みとじっとしていられないほど心躍る珠玉のリゾートホテル。そして広大な赤茶色の砂漠と夕暮れの真紅の太陽とのコントラスト。 このようなリゾートは世界でもドバイだけ。
海と砂漠のアラビアン・リゾート、ドバイへのステキな旅。アラビア半島の楽園、海と砂漠のドバイで最高のバカンスを。
ドバイへ直行 羽田→関空→ドバイ
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイは、世界中の富裕層が集まるリゾート地として注目を集め、ドバイへ直行するエミレーツ航空は成田空港に乗り入れていないにもかかわらず、東京から快適なアクセス方法がある。
地図の左がバーレーン、右がドバイの位置になります。
羽田発~関空経由~砂漠のリゾートへ
ドバイ行きエミレーツ航空便は中部、関西国際空港から運航しているが、成田空港には就航できない状況となっている。理由は成田の発着枠は限られているためで、滑走路延長を待つしかない。
しかし、成田よりも快適に首都圏からドバイへ向かう方法がある。羽田発関空経由で羽田を夜8時台に出発し、関空で午後11時15分発のエミレーツ航空便に乗り換え。機内で寝ている間に早朝のドバイに到着できる。成田までの移動時間が多く、それよりも関西空港まで移動する国内乗り換えを選ぶ旅行者が圧倒的に多い。都心に近い羽田なら仕事帰りにそのままドバイに出発できる。
関空発は最新鋭機、エアバスA340-500型(258席)が就航。
個室仕様の豪華なファーストクラスを導入。機内エンターテインメントのシステムも最新設備。テレビ、映画、音楽、ゲームが600本以上あり、英国BBC放送のニュースはライブで受信。国際電話、電子メール送受信にも使える。
予算は35万〜55万円が主流。ホテル1番人気は「バージュ・アル・アラブ」。
観光よりもエステなどスパを楽しむリゾートが中心のドバイのバカンス。参加者はハネムーン客が約35%を占め、30代独身女性の参加も目立つ。
しかしドバイで本当に満足するためには「思い切り、お金を使わないと楽しめない」とのアドバイスも…。
ホテルにこだわるツアー客が多く、1番人気は「バージュ・アル・アラブ」。人工島に高さ321メートルの帆の形をした外観が際だつドバイの象徴。そして、砂漠の中のリゾート「アル・マハ・デザート・リゾート&スパ」が人気となっている。
進化し続けるドバイの現在(いま)と未来。
7つの首長国の中では、アブダビに次いで2番目に大きな都市。2000年以上も前から交易都市として栄えてきたが、ここ数年は観光にも力を注ぎ、リゾート開発が盛んである。
スークには野菜からゴールドまであらゆる品物が並び、ショッピングは香港、シンガポールに肩を並べるほどの品揃えと安さを誇る。町の中央をホール・ドバイ(通称クリーク)が流れ、水上タクシー、アブラが市民の足となる。
市内観光以外では、砂漠を4WDで駆けめぐるツアーや近郊の都市を訪れるツアーのほか、アラビア湾やオマーン湾でのダイビングなども楽しめる。
ドバイでは油田の枯渇までに観光を資源とする国に変貌しようと、砂漠のど真ん中に建設されている巨大な人工都市、世界初の水中ホテル「ハイドロポリス(Hydropolis)」、高さ321mの世界最高層のホテル「バージュアル・アラブ」、恐らく世界最高層のビルになると言われている「バージ・ドバイ」などなど、実物大のエッフェル塔やギザのピラミッドなどが現在建設中で、USにある砂漠の街ラスベガス以上、モナコ以上の観光の街にすることを目指して、驀進しています。
“月からでも目視できる世界初の居住地”
「ザ・パーム」は120キロを超える海岸線の入り江に人工島をいくつも浮かべ、全体を俯瞰で見るとヤシの木をイメージしたデザインになる埋め立て地のリゾート。2,000戸の分譲住宅と40のホテル、商業施設などが立ち並ぶ予定。
「ザ・ワールド」は300の人工島を世界地図のように配置し、俯瞰して見ると縮尺された地球がそこに広がっているという壮大なリゾート。ドバイ沖4キロに生まれる。総面積は約55平方キロ、総工費は18億ドル(約1900億円)。デビッド・ベッカム選手やオリバー・カーン選手といった著名サッカー選手なども分譲住宅を購入している。
2008年完成予定とまだ時間がかかるようだが、こちらは「ザ・パーム」と違い、島ごとの販売になる。購入した島に何を作るのかは自由ということで、例えば世界地図の日本の位置の島を買って、そこに日本古来のお城を建てるなんてことも!。
ドバイにテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ドバイランド」を建設
ハリウッドを拠点とするユニバーサル・スタジオは、ドバイに映画を主題とするテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ドバイランド」を建設する。ドバイ国営会社タトウィールが30日に明らかにした。テーマパークは敷地650万平方フィート(60万3900平方メートル)で世界最大規模となる見通し。
ハリウッドや米フロリダ州、日本で同様のテーマパークを運営するユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツが、ドバイ郊外の砂漠地域とテーマパークを開発する。
ドバイが開発中のユニバーサル・シティー・ドバイと呼ばれるプロジェクト(総額22億ドル)の中核的な位置付けとなる同プロジェクトは、4000室の高級ホテルやレストラン100店舗、小売店、オフィススペースなどを開発する。
エリザベス2世号が「引退」=ドバイ沖で豪華ホテルに
世界有数の豪華客船として知られ、各地の海を優雅に旅してきた「クイーン・エリザベス2世号」が、クルーズ船としての役割を終え、豪華ホテルとして生まれ変わることになった。
アラブ首長国連邦(UAE)を構成するドバイ首長国政府の投資会社イスティスマルは18日、海運大手カーニバルの傘下企業から1億ドル(約123億円)で同客船を購入することで合意したと発表した。
2008年11月に引き渡される予定で、イスティスマルの親会社は同船を改装し、09年にドバイ沖の人口島「パーム・ジュメイラ」に停泊する豪華ホテルとして開業する計画。
超高層ビル「ブルジ・ドバイ」世界一達成でもまだ伸びます・・
アラブ首長国連邦のドバイに建設中の超高層ビル「ブルジ・ドバイ」の高さが21日、512・1メートルとなり、これまで世界一を誇っていた台湾の「台北101」を凌駕した。
ブルジュ・ドバイは総額200億ドルの地域開発計画の中核。韓国のサムスングループなどが建設を請け負う。有名デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏が内装を手がけるホテルや、オフィス、マンションが入る。56基のエレベーターが最高秒速10メートルで昇降する。
完成は2008年の予定だが、エマールは完成時の高さを明らかにしていない。当初は約700メートルと伝えられていたが、その後、800メートル以上に修正されたともいわれる。
砂漠の奇跡か、バブルの塔か=ドバイ超高層ビル、4日に落成式
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで4日、世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の落成式が行われる。台湾の超高層ビル「台北 101」(509メートル)を大きく抜いて約820メートルに達し、文句なしの世界一。ドバイは昨年11月、政府系企業の債務延期要請で信用不安に見舞われており、落成で沈滞ムードを払しょくしたい考えだ。
ビルは160階建てで、1044戸のアパートや事務所、ホテル、飲食店などが入居。124階には展望スペースが設けられ、観光名所としても人気を呼びそうだ。手掛けた不動産開発会社エマール・プロパティーズは、話題性を持たせるため、正確な高さを公表していない。
建設は2004年に始まり、韓国のサムスン建設やUAE企業などが施工。設計関係者は、当初は「台北101」を若干抜く程度の高さを想定していたが、エマール社がたびたび高さを増すよう要請してきたとの内輪話を明かしている。
ただ、08年の金融危機後、経営が悪化したドバイの不動産開発会社ナキールは、別の高さ1000メートルを超える超高層ビルの建設計画を凍結した。「ブルジュ・ドバイ」は、砂漠の奇跡とも称賛されたドバイ経済繁栄の終えんを象徴する「バブルの塔」ともなりかねない。
ドバイ超高層ビルは828m、やっと発表
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで4日夜(日本時間5日未明)、高さ世界一の超高層ビルの開業を祝う式典が行われ、未公表だった高さについては「828メートル」と発表された。
式典で、ドバイのムハンマド首長は「これまで人間の手で造られた中で最も高い建物を完成させた」と宣言。ビルの名称を「ブルジュ・ドバイ」(ドバイ・タワーの意)からUAEのハリファ大統領にちなみ、「ブルジュ・ハリファ」と改名することも発表した。
ハリファ大統領はUAEを構成するアブダビの首長でもある。アブダビは昨年12月、金融危機に陥ったドバイに100億ドル(約9252億円)を支援し、事態を沈静化させた。
世界最大のショッピングモールがオープン
アラブ首長国連邦(UAE)の都市ドバイに、世界最大といわれるショッピングモールがオープン、なんとその施設内に、人工スキー場もあるのです。2007年には世界初の海中ホテル「ハイドロポリス:Hydropolis Hotel」がオープン、総工費5億9千万ドル、全部屋スイートの数220室で一泊30万以上。2008年にはF1開催可能なサーキットがオープンし、人工島それが「パーム・ジュメイラ(The Palm Jumeira)」と「ザ・ワールド(The World)」は、砂漠の楽園リゾートアイランドがお目見えします。
やっと…世界最大級のショッピングモール、ドバイに年内オープン
アラブ首長国連邦(UAE)の「買い物天国」ドバイ(Dubai)に年末、世界最大級のショッピングモール「ドバイモール(Dubai Mall)」がオープンする。不動産開発業者エマール・プロパティーズ(Emaar)が1日に発表した。
面積110万平方メートルの巨大モールには、1200の店舗、室内水族館、五輪規格のスケートリンクなどが含まれる。現在ドバイ最大で室内スキー場や高級ホテルのある「モールオブジエミレーツ(Mall of the Emirates)」をもしのぐことになる。
ドバイでは毎年ショッピングフェスティバルが開かれ、大人気となっている。毎年数百万人の観光客が訪れ、世界のレジャーと経済のハブと自らを位置付けている。
「ハイドロポリス」は7つ星ホテル。
豪華ホテルが立ち並ぶジュメイラ・ビーチ沖合いに、世界初の海中高級ホテルが誕生する。このホテルの最大の特徴は、ホテルの部屋そのものが海面下に浮遊する形で造られることです。フロントのある海上に浮かぶステーションへは、海中トンネルで向かいます。
総工費5億9千万ドル、全部屋スイートの数220室で一泊30万以上。このクラスのホテルでは破格の建築費。ドバイ開発投資局が計画を支援している。
www.hydropolis.com
「砂上の楼閣」だった ドバイ不動産開発バブルの崩壊
「ドバイがエミレーツ航空をアブダビに譲渡する」――。アラブ首長国連邦(UAE)の新聞では連日、こんな仰天情報が飛び交っている。後日、ドバイ政府が否定コメントを出したが、未曾有のバブル崩壊で窮地に陥っているのは間違いない。
世界最高の800mビル「ブルジュ・ドバイ」が完成する前に、さらに海辺に1000mのビルを計画するなど、「世界一」をキーワードに驚くような開発を進めてきたドバイ政府。大規模ホテル、テーマパーク、コンドミニアムなど、政府系デベロッパーが旗を振り、「世界中の建設クレーンの3割がドバイに集まっている」と言われるほどの開発をしてきた。
こうした開発にお金を出してきたのは、欧米の有力銀行や投資ファンド。サブプライム問題と原油価格急落の影響で一斉に投資資金を引き上げ、あっけなくバブルが崩壊した。
ドバイ開発資金の貸し手上位には、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドやシティバンクといった欧米系金融機関の名前が並ぶ。これらの銀行には公的資金による資本注入が実施されており、これからも融資を継続するとは考えにくい。しかも「ドバイへの融資契約は、3年くらいの比較的短いタームで返済期限がくるものが多い」(金融関係者)という。
11月下旬のドバイ政府の発表によれば、ドバイ政府と政府の傘下企業が抱える負債は合計およそ7.4兆円。普通に考えれば、借り換えがうまくいくことはまずありえない。
そこで注目されるのが、お隣のアブダビだ。豊富な石油資源を持つアブダビは、UAE予算の約8割を負担している。7つの首長国が集まってできているUAE連邦政府は必ずしも一枚岩ではないが、ドバイはすでにUAEのGDPの3割を稼いでおり、アブダビもそう簡単に見捨てるわけにはいかないというわけだ。
しかし、世界同時金融危機は原油をはじめとする資源価格急落に波及している。アブダビの支援余力も決して十分とはいえず、ドバイの開発バブルは文字通り「砂上の楼閣」で終わる可能性が小さくはない。