大手芸能事務所のアミューズと大手レコード会社のビクターエンタテインメントは、人気バンドサザンオールスターズの楽曲のネット配信窓口となる新会社を2007年1月に設立する。 サザンの楽曲はネットでは販売していなかった。配信許諾などを一括管理して、パソコンから携帯電話向けまで、柔軟に対応できる体制をとる。
来年4月以降に楽曲が配信できるよう準備を進める。新会社タイシタレーベルミュージックは、サザンの所属事務所であるアミューズが60%、所属レコード会社のビクターエンタが40%出資する。社長はアミューズの松崎澄夫社長が兼務する。共同出資で両社の利害を一致させる。 サザンは78年のデビュー以来オリジナルアルバム14枚を出し、2005年に発売したアルバムも100万枚を超えるなど高い人気を持つ。これまで楽曲の一部だけを流す着うたを除き、配信はしていなかった。