米国原産の果実「ボイセンベリー」を餌として与えたラットは、アスベスト(石綿)の引き起こすがん「中皮腫(しゅ)」の発症例が少ないことが安達修一・相模女子大助教授(公衆衛生学)の研究グループの実験でわかったそうです。
安達助教授らは、ボイセンベリーに含まれるポリフェノールに発症抑制効果があるのではないかとみて、確認実験を進めている。 実験では、アスベスト10ミリ・グラムを腹部に注入したラット40匹のうち20匹にボイセンベリーの粉末を2%混ぜた餌を、残りのラットに通常の餌を与え、1年間観察した。その結果、通常の餌を与えたラットの14匹が中皮腫を発症したのに対し、ボイセンベリーのグループでは7匹にとどまった。1匹目の発症時期も、ボイセンベリーを与えた方が2か月ほど遅かった。
ビールに前立腺がん予防効果!でも1日17本飲めば・・ 認知障害、緑茶1日2杯以上で効果あり…東北大調査 糖尿病予防に日本茶6杯かコーヒー3杯 コーヒーは健康に良い?抗酸化物質を摂取可能・・ 1日3杯の紅茶が健康増進、がん予防に効果があり、骨粗鬆症対策 ビールに放射線から体を守る効果!?