NTTドコモなどの携帯電話事業者および端末メーカー6社は、Linux OSの携帯電話向けプラットフォームの構築を推進する業界団体「LiMo Foundation」(リモ・ファンデーション)を設立した。
「LiMo Foundation」は、米Motorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、韓Samsung Electronics、英Vodafone Groupの6社が設立したLinux OSの業界団体。非営利団体として設立され、Linux OSベースの携帯電話向けソフトウェアプラットフォームを共通ソースコード体系のもとで構築していく。 また、参画するメンバー各社は、「プラットフォームの分化を抑制する仕組み作り」「Linux OSベースの携帯電話向けエコシステムの構築」「既存業界団体との連携」「各社への参画の呼びかけ」といった活動も展開。新規参画企業も募集していく。2月12日からスペインで開催されるイベント「3GSM World Congress 2007」において、会員募集について話し合う場が設けられる予定。 LiMo Foundationについて
LiMo Foundationは独立した非営利団体であり、携帯電話業界へのLinux適用拡大を目指すために設立されました。LiMo Foundationは、携帯電話向けLinuxプラットフォームを構築し、これによりサービス・機能の柔軟性が増すこと、オープン、透明性・拡張性のあるエコシステムが確立され、その結果、より魅力的で顧客満足度の高い商品・サービスが提供できるようになることが期待されます。LiMo Foundationの設立目的や加盟情報などの詳細については、本団体の公式サイト((別ウインドウが開きます)http://www.limofoundation.org/)をご参照ください。