「Quad FX」向けの FX-74 で、3GHzを実現した AMDから、次に Athlon 64 X2の最上位モデルナンバー「6000+」動作クロックも遂に3GHzに到達して、4x4 3GHz か 2x3GHz を選べる時代になりそうです。3GHz/1MB×2/TDP125Wと最近のCPUトレンドよりも高くなってしまったようで FX-74 そのまま対応ソケットを Socket AM2 にしたモノなのでしょうか?
AMDのクアッドコア環境とも言えるハイエンドゲーマー向けプラットフォーム Quad FX 対応の Athlon 64 FX-70 シリーズが発売された直後に、今度はAthlon 64 X2 として最上位が登場しそうです。 現在販売されている 5200+ を上回る高速版 Athlon 64 X2 としては、2.8GHz/512KB×2の「5400+」が発表されているほか、未発表モデル「6000+」の入荷予定が一部ショップでアナウンスされている。 6000+ の仕様に関しては「3GHz/1MB×2/TDP125W」とされている。価格に関しては「5400+が68,300円、6000+が85,800円」とされているが、入荷時期に関するアナウンスは特にない。 さて、将来の Quad FX 環境を用意するか、Athlon 64 X2 環境が良いのか悩むところですが、 Quad FX 環境では デュアルコア Athlon 64 FX-70シリーズを2つ搭載することで「システム全体で合計4コア」を実現するもの。マザーボードはnForce 680a SLIチップセットを搭載した専用品を利用することになっています。 主な仕様は動作クロックが 3GHz(FX-74) / 2.8GHz(FX-72)/2.6GHz(FX-70)で、2次キャッシュメモリが1MB×2、TDPが125Wといったもの。FX-74はクロックの点でもAMD系x86 CPUの最上位となる。