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January 28, 2007 space
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「グーグル八分」やグーグル・ボム:Googlebombを排除せよ!

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グーグル・ボム「Googlebomb」グーグル爆弾!というキーワードをご存じですか? SEOをご存じの方や業者の方は気にされるキーワードだと思いますが、グーブルが、サイトに張られたリンクの数を基にキーワードに対する検索順位を決定するアルゴリズムを採用しているのはよく知られているが、この仕組みに乗じて多数の隠しリンクを張ってサイトの検索順位を上げる行為が横行している。
 
 
 グーグルでは細かく設定を変更して違反行為排除を図るものの、サイトの順位を上げることを生業とする専門業者まで登場し、イタチごっこが続いている状態だ。こうしたなか、Googleのある技術者が検索エンジンのアルゴリズムに"pretty small(非常に小さな)"といえる変更を施したと報告している。
 

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 グーグル・ボム:Googlebomb(別名リンクボム:Linkbomb)とも呼ばれ、特定サイトのキーワードに対する検索順位を上げることを目的としている。こうした行為はPageRank本来の意図を崩す行為で、ユーザーが真に望むサイトが検索順位の上位に上がってくるとは限らない。
 
 
 グーグルとしては正規のリンクとグーグル・ボム:Googlebombの差異を見抜き、より自然な形で順位を決定したいところだ。1月25日(現地時間)にグーグルのWebマスターであるMatt Cutts氏がオフィシャルブログに投稿した記事によれば、同社はこうした問題の対策に一歩踏み出したようだ。
 
 
 グーグルによれば、現在グーグル・ボム:Googlebombのサイトは100未満の数でインターネット上に存在しているという。過去にもこうした行為は散見されたものの、同社ではそれほど問題視していなかったようだ。だが検索における悪影響を少しでも抑えるため、開発チームの一部が共同で新アルゴリズムの開発を行ったという。
 
 
 「アルゴリズムを開発するより、違反サイトを手動で排除したほうが早いのではないか?」という意見もあるだろう。だがCutts氏はこの意見を否定しており、グーグルは手作業による介入をせず、あくまで機械的な処理に任せているとその方針を説明する。
 
 
 グーグル検索は現在多くの言語において大量のデータを非常に高速に処理することに成功しており、アルゴリズムによる解決がなにより素晴らしい方法だと考えているという。手作業で特定の問題を解決するよりも、まず自身の本分として自動処理で問題の解決を目指すと、あくまでエンジニアらしい思考を優先する姿勢を見せている。
 
 
 今回はグーグル・ボム:Googlebombが話のテーマだが、この話は同時に「Googleは検索順位に作為的な変更を施しているのではないか?」という疑いも否定することにつながる。
 
 
 一部では、「グーグル八分」というキーワードで呼ばれる行為が存在し、Google検索から意図的に特定のサイトを排除しているのではないかといわれているが、今回のCutts氏の投稿した記事によると「手作業による介入はなく、あくまで機械的な処理」であり、Googleとしてその可能性を否定するものといえる。
 

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HOMENews BlogsAffiliate Google | January 28, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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