マクラーレンF1 ＭＰ４−２２新車発表

　
　マクラーレンの２００７年の新車が、フェルナンド・アロンソのドライブによって、水曜日の朝ヴァレンシアで初走行を行った。この日のシェイクダウンでは、クルマの基本的なシステムチェックのほか、エンジンマッピングのテストが行われた。
　

　
　メルセデス−ベンツのＦ０１０８Ｔには何も問題がなかったが、午後にはジョイント部分から少量のオイル漏れが見られた。これはすぐに発見、修理され、テストセッションは問題なく続けられた。
　

　「今日のＭＰ４−２２のテストを終えて、満足だよ」と２度の世界王者は語った。
　
　「クルマがどんな感じかということも分かって、主な目的は達成したよ。去年１日テストしたのでＭＰ４−２１については知っている。だから大きな驚きはなかったね。新車は去年のクルマと同じ考え方で作られていて、そのおかげで僕はクルマを心地よく感じたよ」
　
　「今のところ、このチームとの仕事はとてもポジティブだし、熱心な雰囲気を感じるね。誰もが開幕戦に向けてクルマを準備することに集中していて、僕たちはシーズンのスタートに向けていい形で進んでいるよ」
　

　
　「今日は本当にただのシェイクダウンだから、走行も制限されていた。僕たちはとても集中して仕事をしており、クルマのどんな小さな部分にも注意を払っている。今日は全体的にとてもうまくいったと思うし、これから数週間にわたって行われるテストはきっととても生産的なものになるだろうね」