スクウェア・エニックスは『ドラゴンクエスト』シリーズ最新作のタイトルを遂に発表しました。DQ最新作は『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』はニンテンドーDSで、2007年に発売の予定。しかもWi-Fiで4人同時プレイに対応したオンラインアクションRPGとなるそうです。新作は「プレイステーション3(PS3)」など次世代機向けの投入は見送ることからも、今後は携帯型ゲーム機がゲームプラットフォームの主流となるのでしょうか?
「ドラゴンクエスト」シリーズは、1986年の第1作『ドラゴンクエスト』発売以来、これまでに、全世界で4,100万本以上(2006年9月現在)を出荷している。日本を代表するRPGタイトルで、2004年に発売された『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に続く最新作となる。 最新作「ドラゴンクエスト9」は無線ネット機能に対応、複数人数で協力して敵と戦いながら冒険する。「1人で遊んでも楽しめる」(堀井雄二ゲームデザイナー)としている。 ドラクエは86年の発売以来、シリーズで本編では累計3000万本以上、派生版を含むと4100万本以上を出荷した国内ゲーム市場で最大の人気ソフト。6作目までは任天堂のゲーム機向けとして発売したが、2000年発売の7作目からは「PS」などソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機向けに移っていた。 この最新作は、プレイステーションからニンテンドーDSにプラットフォームを移すことが明らかになった。『ドラゴンクエスト』の本編最新作が携帯機で発売されるのは初めてだが、スタッフ陣は前作を手がけた堀井雄二氏、鳥山明氏、すぎやまこういち氏、レベルファイブが再び集結。 PS3用にソフト1本作る費用でDSに10本作れる 今回のDQのDSへの鞍替えに、今後ゲームメーカーは雪崩をうって任天堂陣営に移るとも言われているが、ゲーム業界の勢力図が変化の兆しを見せているのは事実でしょう。脈々と流れる名作の血を受け継ぎながら、ニンテンドーDSで最新作をリリースするというこれまでにない試みとなる。 ■Amazon:ドラゴンクエストIX 星空の守り人 ■楽天:ドラクエ9