2006年の広告の中でも輝く言葉の力を感じたものがありました。大手企業が大量の人員と宣伝費用を掛けて、繰返し見せることで擦り込みを行う広告手法が多い中で、言葉の力で人を惹きつける魅力があります。それは2006 ACC CM Festival入賞作品で、長野時計店の広告。この文字を見ていると、言葉・文字がコミュニケーションに大切なことを思い出させてくれます。「時間の関係」篇/「HappyBirthTime」篇/「にんげんの時間」篇/「時の商人」篇。
『にんげんの時間』 ひとりがすると1時間かかることを、 ふたりでやれば30分で終わる。 ひとりがすると1ヶ月かかることを、 30人でやれば1日で終わる。 人類が何千年かけても まだできないこと みんなでやれば 1日で終わるかもしれない。 もう、平和なんて、 1日あればできるはず。 時に、チカラを。 宝石 時計 長野
ふたりでやれば30分で終わる。
ひとりがすると1ヶ月かかることを、
30人でやれば1日で終わる。
人類が何千年かけても
まだできないこと
みんなでやれば
1日で終わるかもしれない。
もう、平和なんて、
1日あればできるはず。
時に、チカラを。 宝石 時計 長野
『時の商人』 その商人は時を売っていた。 「いらっしゃいませ。時はいかがでしょうか?1分から承ります」 ある男は商人から1時間買った。 1時間買った男は、 それを読書の時間に使った。 ある女は1週間買った。 1週間買った女は、 それを海外旅行に使った。 「10年欲しいのだがね」 ある老人は商人に聞いた。 「お客様、10年だと、すこし値がはりますが」 「かまわん。10年ぶんよこせ」 10年買った老人は、 それを病気の妻に譲った。 時に、ドラマを。 宝石 時計 長野
『時の商人』
その商人は時を売っていた。
「いらっしゃいませ。時はいかがでしょうか?1分から承ります」
ある男は商人から1時間買った。
1時間買った男は、
それを読書の時間に使った。
ある女は1週間買った。
1週間買った女は、
それを海外旅行に使った。
「10年欲しいのだがね」
ある老人は商人に聞いた。
「お客様、10年だと、すこし値がはりますが」
「かまわん。10年ぶんよこせ」
10年買った老人は、
それを病気の妻に譲った。 時に、ドラマを。 宝石 時計 長野
「Happy Birth Time」 年に一度、誕生日が来るように、 一日に一度、誕生時間が来ます。 あなたは何時何分に この世に生まれましたか? あれは寒い夜中だった…。 夏の熱い昼下がりだった…。 そのときの母のぬくもりを、 父のまなざしを、 想像してみませんか? さあ、もうすぐあなたが生まれた時間ですよ。 お誕生時間、おめでとう。 時に、トキメキを。 宝石 時計 長野
年に一度、誕生日が来るように、
一日に一度、誕生時間が来ます。
あなたは何時何分に
この世に生まれましたか?
あれは寒い夜中だった…。
夏の熱い昼下がりだった…。
そのときの母のぬくもりを、
父のまなざしを、
想像してみませんか?
さあ、もうすぐあなたが生まれた時間ですよ。
お誕生時間、おめでとう。
時に、トキメキを。 宝石 時計 長野