社会経済生産性本部が発表した2006年版「国民の豊かさの国際比較」によると、日本は経済協力開発機構(OECD)に加盟する30か国のうち、総合順位で6位となった。調査は3回目で、日本は04年の14位、05年の10位からさらにランクを上げた。
項目別では、国土に占める森林面積の割合などを比較した「環境」が4位、平均寿命などを比べた「健康」が5位と上位だった。 一方で、「マクロ経済」は政府の累積債務の多さなどが響いて23位にとどまった。 国別の総合順位のトップはルクセンブルク、2位はノルウェーで、米国は12位だった。調査は社会経済生産性本部が、世界銀行やOECDの統計から56指標を選び、国ごとに指数化している。 人間開発指数 日本7位に浮上 2006年度版を国連開発計画が発表 東京23区「住み心地」トップは品川 ?