今度の主役は“L”、映画・デスノート“外伝”上演決定!
大人気映画の脇役が、前例のない早さで“独り立ち”を果たす。「デスノート」では、松山演じる「L」は藤原竜也(26)扮する主人公、夜神月(ライト)のライバル役。名前を書かれた相手が死ぬという不思議なノートを手に、世直しを目論む月と、月の犯行を暴こうとするLの壮絶な頭脳戦が話題を呼んだ。
世界的に有名な天才探偵でありながら、奇妙な風貌というアンバランスなLのキャラクターが思わぬ大人気となり、難役に挑んだ松山も一気にブレークした。
スピンオフ作品は、現在のところ、Lが主役ということ以外はすべて白紙の状態。タイトルも未定。「デスノート」以前のエピソードが中心になるとみられるが、月との絡みの有無などはすべて謎のままだ。
松山は「前編、後編で自分なりにLという役をやり切ったと思っていたのですが、撮影から3カ月たち、まだ何かやれたのでは? という思いが沸いてきました」と再チャレンジへの意欲を見せている。
来年のクランクインに向けて「次は主人公ということもあって、周りがプレッシャーをかけてくると思うので、それを思うと重圧を感じてしまいそうです」と気を引き締めている。
原作漫画「DEATH NOTE」は累計2300万部の大ベストセラー。映画「デスノート」は興収28億5000万円に達し、ハリウッドを含む海外数十社からリメークのオファーが殺到している。11月に公開された後編「− the last name」は同40億円を突破するなどさらに勢いを増している。
空前のデスノートブームが、公開中の映画の続編発表という異例の展開につながった。松山=Lがさらなる旋風を巻き起こすのか、大注目だ。
映画「L (仮題)」2008年2月9日公開13歳 福田麻由子ヒロイン抜擢
女優 福田麻由子(13)が映画「L(仮題)」(中田秀夫監督、来年2月9日公開)のヒロインに抜擢された。2006年、前後編合わせて興行収入80億円を記録した「デスノート」のスピンオフ企画。「デスノート」で主人公(藤原竜也)と対決したL(松山ケンイチ)が今作の主人公。福田は孤高の天才だったLが守らなければならない、物語の重要なカギを握る少女を演じる。
福田は映画「L(仮題)」のオーディションで300人の中から選ばれた。
福田麻由子はすでに多くのテレビドラマでも活躍して、その演技力は大女優をも凌ぐ度胸と演技で女優としても成功している 「救命病棟24時」、「女王の教室」、「演歌の女王」、そして 「白夜行」では綾瀬はるかの少女時代を見事に演じている。
中田監督は起用理由を「意志の強さを表すきりっとした瞳。もはや子役の枠を抜け出た、女優としての感受性、表現力のシャープさにほれ込みました」と説明。さらに「聡明(そうめい)さや清潔感を強調するために」と髪を切るように指令。福田は20センチも切り、1日のクランクインを迎えた。
福田は「大好きだった『デスノート』のスピンオフに出演できて、うれしい気持ちと不安な気持ちが両方あります。でも、やるからには楽しみながら精いっぱいやりたいと思います」。また、同映画は日本、韓国、香港、台湾で同日公開され、米国、オーストラリア、カナダでの公開も予定している。
L change the WorLd 2008年2月9日公開予定
『DEATH NOTE デスノート』シリーズで“キラ”こと夜神月を追いつめた、もう1人の主人公“L”を主役にしたスピンオフムービー。前後編で完結した『DEATH NOTE デスノート』とは違う新たな視点からLの謎に迫り、Lの最期の23日間を追うサイドストーリーが展開する。
ハリウッドでの活躍も目覚しい『怪談』の中田秀夫監督がメガホンを取り、自身初となる本格派アクションを織り交ぜたドラマをサスペンスフルに演出。L役の松山ケンイチ、ワタリ役の藤村俊二が続投するほか、特殊メークを施した悪人役の高嶋政伸、Lを助ける男役の南原清隆らが新たな“デスノ”の世界を彩る。
DEATH NOTE第2巻 2004/07/02
自分を追うFBI捜査官の名前を知る事に成功した月は、自らの正義を信じ、FBIに裁きをくだす。一方、月を追うLが遂にその姿を現し、包囲網を狭めていく…。知性と知性がぶつかりあう本格サスペンス!!
DEATH NOTE第3巻 2004/09/03
見つめる者、見つめられる者。監視カメラを通してのLと月の静かなる戦いが繰り広げられる。その中で、月は自分の身の潔白を証明する策に成功するが、Lの月への疑いはますます増し、Lはある行動に出る!!
DEATH NOTE第4巻 2004/11/04
前回までキラ対Lの心理戦、頭脳戦として十分楽しめた本作だが、そこに第二のキラと言う新しいキャラが加わる事で様相は一変。さらにスリリングな展開となった。
キラ対Lは知性的で冷静と言う共通点を持ったタイプだけに互いの手の内を読み合う面白さがあったが、第二のキラ、海砂は気分で行動するタイプなので予測が不能。この不可測の要素が加味されるとキラの戦略には様々なほころびが生じてしまう。前の巻ではキラ対Lのテニスのシーンがあったが、この巻の展開をテニスにたとえるなら歪んでどう弾むか予測できないポールでテニスをしているようだ。そんな、ハイレベルの頭脳戦を破綻させる歪みの面白さがこの巻にはあると思う。
DEATH NOTE第5巻 2005/02/04
ミサ確保により、窮地に立たされた月は、自ら監禁を望む。そして、遂に月はリュークにデスノートを捨てる事を告げる! 月の思惑とは一体…。その後、殺人は止まったかに見えたが、再びキラが暗躍しはじめた!!
DEATH NOTE第6巻 2005/04/04
全体はヨツバキラ逮捕編話の中心はやはりキラ逮捕です。5巻で月がLと捜査協力していきついに完結。
今回の見所は前半は主の内容よりキャラクター全員の人間らしい行動言動に注目。暗い話や緊張ばっかのデスノのもつれみたいです。後半はアクション系映画みたく構図・絵・展開で絵は綺麗で構図はすばらしい。
そう、いよいよ第2部開始・・・! 死の針は再び動き出す。
常に変化し続けるデスノート、週間少年ジャンプでは一ヶ月半振りに再開となったが、物語は既に4年の歳月が経過していた。第二部の始まりは静かにこの4年間の眠っていた間に起きた世界の変革と史上最強のサスペンスの序奏となつている。4年の間にライトはさらに・・・・
多くのデスノートファンが待ち望んでいた4年後の展開は、やはり「デスノート」という名に偽りなし、改めてそう思ってしまう内容。再開するデスノートの第2部は三つ巴 ライト・ニア・メロ・・・その3人の「4年間」を考察し、更に第2部今後の展開はどうなっていくのか。
DEATH NOTE 第7巻 2005/07/17
私はこの7巻が一番好きです!いや、一番嫌いだとも言えますが・・・7巻は物語が急展開する巻です。
その展開にうれしくてゾクゾクする人もいれば、悲しくて泣いてしまう人もいると思います。(私は悲しい派でした・・・)この巻であらためてデスノートという漫画が残酷、というか、馴れ合いは許されない漫画なのだと思い知らされました。重大な節目の巻ですからぜひぜひ読んでみることをおすすめします!
Lの死に伴い月の理想とする世界が築かれていく。だがそこにLの遺志を継ぐ二人、ニアとメロが動き出し、デスノートを巡る争奪戦が始まった! メロが月の妹・粧裕を誘拐し、ノートとの交換を要求するが…!?
メロからノートを奪還する為に行動できる者はもはや捜査本部しかいない。彼らを動かす為に、月はノートを使うある策に出るが…!? また、時を同じくして夜神総一郎が捜査本部に復帰する。月の作戦に父は…!?
SPK本部をキラ信者に包囲されたニアは、驚愕の方法でこの危機を脱する事に!? そして今までの状況等を考え、二代目L=月に疑惑の念を強く抱き始めたニアは、日本捜査本部に揺さぶりをかけてきたが…!?
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□ デスノート
「デスノート」スピンオフ映画の監督決定!「リング」の中田氏
大ヒット映画「デスノート」のスピンオフ(外伝)作品「L(仮)」の監督が、「リング」の中田秀夫氏(45)に決定したことが10日、分かった。
「デスノート」は人を殺せるノートを手にした天才大学生ライト(藤原竜也)と、その犯行を暴こうとする天才捜査官L(松山ケンイチ)の壮絶な頭脳戦を描いた大人気コミックの映画化。昨年6月公開の前編、11月公開の後編が合わせて興行収入80億円を突破する大ヒット作となった。
サスペンス映画にホラー監督という意外な組み合わせだが、中田監督は「『デスノート』とは異なる新たな頭脳戦を描く」と気合十分だ。
ネット上などで話題を読んでいるストーリーについても「あまりにも短い人生で巨大な存在に立ち向かったLが、何を考え、感じていたのか、波乱に満ちた過程を描きます。派手なアクションも見せます」と明かした。
佐藤貴博プロデューサーは「中田&松ケンのタッグで全米公開大ヒットを目指す」と宣言。クランクインは8月で、来年公開。14日から全国劇場で同作の特報が流れる。