ベンチマークソフト「3DMark06」「PCMark05」のWindows Vista対応版を公開した。最新バージョンは3DMark06が1.1.0、PCMark05が1.2.0となっており、ともにWindows Vistaでの動作に対応。機能面については従来とほぼ同等で、CPU/ハードウェア情報表示の更新や起動速度の改善などのマイナーアップデートがなされている。
Futuremarkは,プログラマブルシェーダ3.0(Shader Model 3.0,以下SM3.0)やデュアルコアCPU,PhysXテクノロジーなどに対応した3Dベンチマークテストの最新版「3DMark06」を発表した。
パソコンの3Dグラフィックの性能を測定するベンチマークソフト。DirectX 9.0cに対応し、Shader Model 2.0/3.0のShader命令を処理できるハードウェアの、3Dグラフィック描画性能を測定できる。 ライセンスを購入しない場合はFree版として利用でき、Shader ModelのテストとCPUテストでパソコンの3D描画性能を測定できるほか、ストーリー仕立ての音声つき3Dデモムービーを鑑賞可能。 Advanced版のライセンスを購入すると、ベンチマークのテスト項目設定を変更したり、イメージ品質を検査するといった各種3Dグラフィック用ツールが利用できるほか、制限時間内に敵タンクを何台撃破できるかを競うミニ3Dゲームもプレイできるようになる。 Shader Modelのテストでは、宇宙ステーションでの白兵戦、月明かりが差し込む森林のなかを飛び回るホタル、峡谷を低空で飛ぶ飛行船、日暮れを迎える南極基地といった4種類のシーンを鑑賞可能。CPUテストでは、赤茶けた迷路状の渓谷でAI搭載のタンクが走り回る。 3Dデモムービーは、宇宙ステーションでの戦闘などをストーリー仕立てで描いたものになっている。