新生「チーム青森」でカーリングサードに昇格した「カー娘。」本橋麻里。取材陣が殺到で退会前日に早くもパニック。普段はアイススケート場のダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)に4つのカーリングシート(レーンとも呼ばれることも)が設営された。
マリリンにマスコミも熱狂! カーリング国際大会、パシフィック選手権(21日〜26日/DyDoアリーナ)に出場する女子日本代表、「チーム青森」が20日、都内で公開練習を行った。人気者マリリン擁する「チーム青森」を取材しようと、大会前日にもかかわらず公開練習には、マスコミ40社・総勢150名が殺到した。 別名「カー娘。」と呼ばれるキュートなルックスと愛嬌タップリな笑顔を撮影しょうと取材陣が追い回し、マリリンの愛称で知られる本橋麻里の前にも大勢の取材陣が押し寄せ、押しつぶされるそうになるほどだった。 この大会は当初、長野・軽井沢を予定していたが計画変更。東京で初の国際公式戦としての開催となり注目度がアップした。また、チーム青森から離れ、現役選手として第一線を退いていた小野寺歩、林弓枝が解説者として来場予定。一部の試合で、ゲーム中の駆け引きなどを来場者対象のFM受信器に向けて解説の音声を流すことなっている。 パシフィック選手権は豪州、ニュージーランド、韓国、中国、台湾、日本の六カ国が出場(女子は五カ国。豪州を直前に不参加が決定したため、対戦相手は不戦勝)。男子の日本代表は、市村尊則、中里陽一を新メンバーとして加えたプライベートチーム名「チーム浅間」、女子は山浦麻葉、馬渕恵を加え新生となった「チーム青森」が出場する。 ■★カーリング/2006年 パシフィックカーリング選手権大会 マリリンが竜巻被災地にエール…カーリング マリリンが元気を届ける−。カーリングのパシフィック選手権(21〜26日、西東京市)に出場する女子日本代表のチーム青森が14日、青森市内で合宿を公開。トリノ五輪代表の本橋麻里(20)=青森・明の星短大=は、7日に北海道・佐呂間町で発生した竜巻の被災地にエールを送った。 佐呂間町は、本橋が高校まで育った常呂町(現北見市)の隣町。一歩間違えれば実家や原点となったカーリング場が襲われた可能性もある。「人ごととは思えない」。極寒の季節を迎える被災地への思いを募らせ「私に手伝えることがあるなら何でもしたい」と支援活動への意欲を口にした。 トリノ五輪でマリリン人気に火がつき、学校にはストーカーらしき不審者が現れることも。カーリングの認知度も急上昇。この日は新聞、テレビ、雑誌合わせて約20社70人が訪れた。競技界初の首都圏開催となるパシフィック選手権に向け、氷上のアイドルは「カーリングを間近で見てほしい」と訴え、被災地のために「私たちの戦いが励ましになれば」と活躍を誓った。 ■★カーリング/2006年 パシフィックカーリング選手権大会