イスラエルが小型攻撃型ロボットを開発しているそうです。この「スズメバチ」は、超微細の加工技術を駆使したナノテク兵器として、「住宅地の入り組んだ路地を遠隔操作で飛行させて敵に近づけ、爆破させるスズメバチほどの小さなロボット」になるそうです。自爆テロリストを1億ドルもする戦闘機で攻撃しても意味がないと戦闘にもコスト計算が必要なんですね。。
イスラエルの有力紙イディオト・アハロノトは、イスラム武装組織を攻撃するために使う「人造スズメバチ」など、開発をイスラエル軍が研究している、と報じた。ノーベル平和賞受賞者のペレス副首相が熱心で、オルメルト首相の了解を得て15人の専門家を集め、研究を立ち上げたという。 ペレス副首相は、イスラエル軍が夏のレバノン紛争でゲリラ戦に苦しんだことを例に挙げ「(隠れた)自爆テロリストを1億ドルもする戦闘機で攻撃しても意味がない。(テロリストを確実に射止められる)小さな兵器が必要だ」と強調した。 研究している具体例として「住宅地の入り組んだ路地を遠隔操作で飛行させて敵に近づけ、爆破させるスズメバチほどの小さなロボット」「兵士が重い物を持ち上げたり、硬い物を破壊したりできる手袋や袖」「自爆テロ犯を遠くから察知できる小型センサー」などがある。この中には、3年以内に試作器を完成できるものがある、という。