YouTubeに「Wii」チャンネルがオープン

　
　USでは11月13日(米国時間)から、ABCの人気番組「Dancing With the Stars」などでWiiの30秒CMが放映され。Wiiを持ち歩く日本人男性2人が、その使いやすさと楽しさを伝道するという内容。
　

　
　「トラフィック」の脚本で知られるStephen Gaghanが手がけた。このCMは11月14日に設けられたYouTubeのWiiチャンネルでも公開され、翌15日には「Most Discussed」「Most Linked」「Most Viewed」の三冠を達成した。
　
　
　テレビでの放映回数が少なく、Web上で話題になったのが、YouTubeでのアクセス増につながったようだ。同社はWii発売後に違うバージョンのCMを追加する予定で、たとえば20日には子供向けチャンネルのNickelodeonで、父親がテレビのリモコンとWiiのリモコンを間違える……という内容の60秒CMが放映される。
　

　
　また、MySpaceにも「How Wii Play」というWii専用ページを用意している。MySpaceメンバーは数多くのWiiフォーラムで意見や感想を交換できるほか、「How Wii Play Viral Video Contest」というオリジナルビデオコンテストも開催されている。
　
　
　USに25あるWestfieldのショッピングモールにWiiキオスクが設置され、15日からWiiを体験できるようになった。そして発売日の19日にはニューヨークのタイムズスクエアのToys "R" Usと、ロサンゼルスのユニバーサル・シティウォークのGameStopでカウントダウンイベントが開催される。
　
　
　テレビCMを使った幅広いアピール、ゲームショップやショッピングモールでの体験キオスクはゲーム業界の常套手段だが、YouTubeやMySpaceなどのWebコミュニティを利用したマーケティングはユニークだ。口コミ効果が高く、体験しないと実感しにくいWiiの魅力を効果的に広めている。
　
■Nitendo Wii チャンネル
■MySpace「How Wii Play」
　
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