ニコン「D40」を発表！キャノンKissXと真っ向勝負！

　
　D40はエントリー向けデジタル一眼レフ「D50」の後継モデルで、D50と同じDXフォーマットの610万画素のCCDを採用し、約126(W)×94(H)×64(D)mm、とD50に比べて大幅に小型化された。
　
　
　ニコンデジタル一眼レフとしてはAF駆動用のボディ内モーターを搭載しない初めてのモデル。このため、AFが使用できる純正レンズはAF-SおよびAF-Iタイプのみ。サードパーティ製レンズもレンズ内モーターを搭載したモデルのみでAFが利用できる。
　
　　
　ボディ上面に搭載されていたモノクロ液晶(表示パネル)もニコンのデジタル一眼レフとしては初めて省略され、他社のエントリー向けデジタル一眼レフと同じく、撮影時の情報は背面液晶に表示される。背面液晶モニターのデザインは「クラシックデザイン」「グラフィックデザイン」が選択できるほか、SDメモリーカード内の画像を壁紙として表示できる「壁紙デザイン」も備える。AFポイントは3点。
　

　デジタル一眼レフにつきもののゴミ対策は、シャッターユニットなどでゴミが発生しにくい設計を採用。それに加え、ローパスフィルターを帯電防止設計にし、ゴミやほこりは周辺部に吸着するほか、CCD背面からのゴミの侵入を防ぐシール構造なども採用している。撮影モードには、ストロボが使用できない暗い場所でも、ISO感度の増感によって対応する「発光禁止オートモード」が新たに追加された。
　
　
　記録メディアはSDメモリーカードで、4GB以上の容量を持つSDHC規格にも対応する。バッテリーには新形状の「EN-EL9」が採用された。D80やD200で採用されている「EN-EL4e」と同じくID認識機能を備え、純正以外のバッテリーは利用できない。
　
　
　起動時間は約0.18秒、連写速度は約2.5コマ/秒。液晶モニターは上下左右各170度の視野角を持つ2.5型23万画素低温ポリシリコンTFT液晶が採用された。本体内蔵ストロボのガイドナンバーは約17(ISO200・m)。内蔵ストロボの発光で外部ストロボをコントロールするワイヤレス発光には対応しない。リモコンはオプションのワイヤレスリモコン「ML-L3」(1,600円程度)に対応、ワイヤードリモコンには対応していない。
　
　
　D40の新発売キャンペーンとして、ダブルズームキットを購入すると10,000台限定で、店頭で三脚とカメラバッグをセットにしたアクセサリーキットがプレゼントされる「D40新発売キャンペーン」が実施される。
　
　
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