こんな話があるんですね。歴史のある国だからでしょうか?現在の価値で100万ポンド(約2億2000万円)以上もあるとされるルネサンス期の絵画を、紛失してから数百年の時を経て英国で偶然発見されたそうです。 BBC放送によると、見つかったのは1439年にイタリアの修道士で画家のフラ・アンジェリコによって描かれた2作品。フィレンツェの教会が収蔵していたが、ナポレオン戦争(1796〜1815年)中に行方不明になった。
英国の美術史専門家が、オックスフォードにある死亡した友人の家を訪れた際、部屋の壁に掛かっているのを発見した。友人は1960年代、両作品を200ポンド(現行換算で約4万4000円)程度で購入したという。 絵画は来年3月、オークションに出品される予定。 この手の話題は案外日本でも身近に普通に置いてあるものが、実はお宝かもしれません。 ■ フラ・アンジェリコ(ベアト・アンジェリコ) Fra Angelico(Beato Angelico) 1395-1455 | イタリア | 初期ルネサンス フィレンツェ派 15世紀初頭より活躍したフィレンツェ派を代表する大画家。≪フラ・アンジェリコ(天使のような画僧)≫が彼の名として呼ばれるよう、人格者としても名高い(本名はグイード・ディ・ピエトロ)。ドミニコ会士であったフラ・アンジェリコの作品は、宗教的主題に限られている。 師であるゴシック絵画の大家ロレンツォ・モナコより学んだ、ゴシック的である豪華で優美な表現に加え、初期ルネサンスの三大芸術家のひとりマザッチョの作品から空間・人体の三次元的描写を学び、鮮やかな色彩による敬虔で高潔な人物描写による独自の画風を確立。彼の直筆による真作は45点ほど確認されているが、現存する作品120点の内、工房作品も多い為、その判別は難しいとされる。 フランス美術館で覆面強盗!モネ被害額は「算定不可能」a> ムンクの「叫び」 オスロの美術館から強奪される!a> サリエラ:「彫刻のモナリザ」ウィーンの森で無事発見a> 5年前強奪 45億円のレンブラント自画像が戻るa> 英国王室物置から112億円の絵画、カラバッジオ作名画 a> 2億円の絵画が!紛失してから数百年経て友達の家の壁に・・a> 真贋論争オランダの画家ヨハネス・フェルメールの作品絵画32億で落札a> ゴッホ「 ある男の肖像画 」が偽物?a> ゴッホ「アルルの女・ジヌー夫人」41億円、ピカソ「ドラ・マールの肖像」108億円a> ダ・ヴィンチの「受胎告知」、来年3月に日本初公開a> ミロのビーナス ルーブル美術館展示室を2倍に改修a> 「モナリザ」の模写!?なぞの絵画公開a> 偽物の裏壁から本物が出現!ノーマン・ロックウェル「息子の旅立ち」a>