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November 30, 2006 space
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長野善光寺「八幡屋礒五郎」七味唐辛子音楽プレーヤーを発売!

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長野市の善光寺土産として知られる七味唐辛子の老舗(しにせ)「八幡屋礒五郎」が、薬味の缶を使った携帯音楽プレーヤー「音楽缶」を売り出したそうです。ぴりっと辛い音楽プレーヤーはいかがです?
 

八幡屋礒五郎「MP3 PLAYER 音楽缶」

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八幡屋礒五郎「MP3 PLAYER 音楽缶」 「八幡屋礒五郎」の創業は江戸時代中期。伝統のブランドをもっと若者にアピールしようと、県内音響機器メーカーと提携して、3000個を製造した。
 
 
 七味唐辛子の老舗(しにせ)「八幡屋礒五郎」が売り出した携帯音楽プレーヤー「音楽缶」。
 

八幡屋礒五郎「MP3 PLAYER 音楽缶」

 
 「音楽缶」は、善光寺名物である八幡屋礒五郎の七味唐からし「中辛」缶をそのまま使用し、上蓋、底に穴をあけ缶内にリチウムポリマー充電池によるMP3 PLAYERを納めました。
 
 
 見た目は普通の唐からしの缶、ここにネックストラップと一体になったヘッドホンをつけた、他にはないMUSIC PLAYERの誕生です。
 
  
 販売開始日が重なった米アップルコンピュータの「iPodシャッフル」より1000円安い8800円。東京の百貨店でも近く販売する。礒五郎の宮沢徹・総務部長は「人生には音楽という薬味も必要です」。
 
 
八幡屋礒五郎「MP3 PLAYER 音楽缶」 
 
 
 伝統の七味、ネットでも八幡屋礒五郎・唐からし
 
八幡屋礒五郎・唐からし 七味唐辛子の日本三大老舗(しにせ)の一つ、八幡屋礒五郎の本社は全面ガラス張り。00年に長野市の善光寺近くの大門店から本社と工場部門を同市柳町に移転した。
 
 
 江戸中期、初代勘右衛門が江戸から取り寄せた七味唐辛子を善光寺の境内で売り出したのが始まり。以前は石臼などを使って粉にしていたが、今では製造過程のほとんどが機械化されている。
 
 
 「七つの味」という名の通り、七味唐辛子は7種類の素材からなる。素材の種類は店によってさまざまで、同社では唐辛子のほか、陳皮(ちんぴ)(みかんの皮)、山椒(さんしょう)、ごま、しょうが、麻の種、しそを使っている。
 
 
 それぞれの素材は機械にかけられ、まず焙煎(ばいせん)される。七味唐辛子の命とも言える、香りを出すためだ。製造担当の佐藤隆康さん(38)は「焙煎の火加減が一番難しい。単純だけど、経験がいります」。一つ間違えると、焦げたり、煎(い)り方が弱くなったりするため、微妙な調整が求められるという。
 
 
 焙煎した後の素材は、粉状に粉砕される。オレンジ色の陳皮からは柑橘(かんきつ)系の香りが漂い、山椒からはつんとしたにおいが立ちこめる。これらの素材が混ぜ合わされ、七味唐辛子が完成する。調合の割合は企業秘密だ。
 
 
 同社のトレードマークは、「名物 七味」などと書かれた赤と金のブリキ缶。おみやげに重宝されるこの缶に、袋詰めされた唐辛子を入れる作業だけが、今でも手作業で行われている。
 
 
 創業以来、なまこ壁が特徴の大門店のみで販売していたが、20年ほど前から県外に販路を広げ、今ではインターネットでも販売。最近、ブリキ缶の携帯電話のストラップや唐辛子のデザインをあしらったスノーボードも商品化した。
 
 
八幡屋礒五郎・唐からしセット 
八幡屋礒五郎・唐からしセット

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