めんバーガーは、福岡県行橋市に所在する商業施設『コスタ行橋』駐車場で売り出されているパンの代わりにラーメンの麺を使ったハンバーガーである。東京都道318号環状七号線沿いのラーメン店『バサノバ』の経営者が考案。2006年夏に豚骨ラーメン発祥の地・九州から販売を始めた。
パンの代わりにラーメンで具をはさむ‐。ハンバーガーならぬ「めんバーガー」が行橋市でお目見えし、話題となっている。東京でラーメン店を経営する定石光治さん(47)=同市=が、知人の幡手幹久さん(41)=苅田町=の協力を得て商品化にこぎつけた。同市内の大型複合商業施設「コスタ行橋」の駐車場で8月中旬から販売を開始、人気は上々という。 めんバーガーは、いったんゆでて冷凍したラーメンをあん菓子焼き器を使って表面をこんがり焦がし、「ネギチャーシュー」か「鶏のつくね」のどちらかの具と目玉焼きなどをはさんでつくり上げる。 定石さんがラーメン店の従業員がゆで損なった冷蔵庫に隠していためんを発見し、それがハンバーガーのパン生地に似ていたことからアイデアが生まれたという。 定石さんのラーメン店がラーメン激戦地といわれる東京の環状7号線沿いにあることから「環七めんバーガー」と名付けた。価格は1個350円。平日は午後4時から、土曜・日曜日・祝日は午前11時から営業をしている。 真っ赤な販売車でめんバーガーづくりと販売をしている幡手さんは「めんがのびる前に食べてほしい。出来上がりから15分以内が目安です」と話している。