「Google Maps」や「Microsoft Virtual Earth」など、今や衛星写真を見られる地図サイトは数多く存在する。これら各サイトの衛星写真をワンタッチで切り替えられるサイトが「FLASH EARTH」。
衛星写真の表示にFlash Playerを使用しており、切り替えられる画像はGoogle Maps、Microsoft Virtual Earthのほか、「Yahoo! Maps」や「Ask.com」などが選べる。例えばGoogle Mapsで、ある地点を表示させたまま他の地図サイトを選択した場合、位置は変わらずに衛星写真だけが切り替わる仕組みになっている。同じエリアで表示内容の違いを見比べられるので便利だ。 もう1つ注目したいのが、地図サイトの衛星写真に加えて、NASAの「Terra」という地球観測衛星の映像が見られること。この映像は定期的に更新されており、雲の位置などが毎日変わって面白い。これから北半球が冬に向かっていく中で、日本アルプスなどの山岳地域が雪で白くなっていく過程をチェックしたりするのも楽しいだろう。 操作方法はホイールでの拡大や画面の回転、マウスのドラッグによるスクロールなどが可能で、じつに使いやすい。また、右下の検索窓に国名や都市名を入れれば、検索された国や都市にダイレクトに移動できる。緯度や経度なども表示されるので、「Google Earth」など他の地図サービスとも連携しやすい。ただし、Terraの画像で縮尺を拡大していくと、すぐに表示不能マークが出てしまうので気を付けよう。おそらくTerraが大きな縮尺の映像までカバーしていないからなのだと思うが、この辺りはちょっと残念だ。 最新の衛星写真をリアルタイムに見られるというのは、かなり面白い。Google Earthなどで衛星写真の魅力を知った人は、次のステップとしてこのようなリアルタイム画像のチェックにハマってみてはいかがだろうか。特に、Terraを活用したサイトというのは他にも数多く存在するので要チェックだ。 ■FLASH EARTH http://www.flashearth.com/