オーブ連合首長国元代表首長ウズミ・ナラ・アスハがその愛嬢カガリ・ユラ・アスハに遺したモビルスーツ。本機はオーブ軍のフラッグシップとなるべく、防御力を最大限考慮された設計となっている。設計にはGAT-X105 ストライクをはじめとした初期GAT-Xシリーズの開発時のノウハウも生かされているのか、随所にストライクと似通った意匠が見られる。
最大の特徴とも言える黄金の装甲は「ヤタノカガミ」と呼ばれるミラーコーティング装甲で、ビームによる攻撃を威力を保ったまま反射することができ、熟練したパイロットであれば反射したビームで敵機を攻撃することもできる(ただ、コロイド粒子によって形状化したビーム兵器による攻撃、つまりビームサーベルやビームブーメランを反射する事は不可能である)。
また、面積は少ないものの「ヤタノカガミ」のコーティングを施したシールドで陽電子砲の直撃にも耐えうるという、モビルスーツ単機としては次元の違う防御力を有する機体である。
しかしこの特殊装甲は製造コストが異常なほど高く一説には、本機1機分の装甲を製作するコストで通常のモビルスーツ20機以上が生産可能であったとも言われている)、C.E.71年の時点で設計は完了していたものの、そのあまりの製造コストのために建造は一時凍結されていた(第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で、カガリがMBF-02 ストライクルージュを使用した理由のひとつでもある)。
当時のオーブはモビルスーツ戦力が整っておらず、超強力なフラッグシップ1機を作るよりも、MBF-M1 M1アストレイをはじめとした量産機の数を揃えることが優先されたためである。
そのため実機が製作されたのはユニウス条約締結以降である。また、本機はバックパックを換装することで地上と宇宙のそれぞれの戦闘に対応することができる。地上では空戦パック「オオワシ」を使用することで高い機動性能を発揮し、宇宙では宇宙用パック「シラヌイ」に装備されたドラグーンシステムにより高い攻撃性能を発揮する。
なお、ドラグーンシステムなどC.E.73時点においても最新鋭とされる装備が複数見受けられることから、基本設計以外の部分は2年間の技術革新等を踏まえて、製作時にアップデートが行われたものと思われる。しかし、オーブ軍が識別できなかったことから本機の建造は軍部にも極秘だったと思われ、これ程の最新装備をどこから調達したのか疑問が残る(同じくドラグーンシステムを搭載したストライクフリーダムを建造していたクライン派からの技術提供が行われた可能性もある)。
ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)一佐の乗機となった。
ネオの空間認識力により本機のドラグーンシステムはその性能を遺憾なく発揮し、アークエンジェルの主戦力として活躍した。
■2色のゴールドメッキを使用し、劇中の機体イメージを再現。
■宇宙戦闘装備”シラヌイ”(バックパック)のビーム砲塔は全て脱着式。射出エフェクトをクリアーパーツで再現。
■ビームサーベルは分離・一体状態のものが付属。ビームライフルの先端に取り付けて、銃剣として使用する事も可能。
■機体各部のマーキング再現用のガンダムデカールが付属。
■カガリが搭乗する「オオワシアカツキガンダム」は地球圏内での飛行のためのオオワシパックを装備。
さらに本体同様、バックパックにも同様のメッキコーティング
■バックパックは可変機構が取り込まれており、戦闘機形態とバックパック形態の2種が変形可能
■バックパックは大型ビームガン装備されており、脚下をとおりフロント側に構えることで脇構えポーズを再現
■キャノン砲にはスライド機構が入っており、銃身カバーがスライドすることでグリップがせり出し、握ることが可能。
「ビームナギナタ」は再度アーマーに着脱可能、連結して両ビームナギナタとして使用可能
■暁、大鷲のガンダムでカール付属
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