ルナスケープは、国産のタブブラウザLunascapeバージョン4のβ版「Lunascape4 Beta」をリリースした。本日から無料でダウンロードできる。
Internet Explorer 7とWindows Vistaに対応したほか、ブラウザの見た目を素早く切り替えられる「モード切り替え機能」を用意。旧バージョンと同じ見た目のクラシックスタイル、ボタンやメニューの少ないシンプルスタイル、各種機能のボタンをずらりと並べたプロフェッショナルスタイルの3種類を用意した。 livedoor Blogやエキサイトブログ、はてなダイアリーなど一部のブログサービスに対しては、投稿の際にテキストボックスに書き込んで未投稿のままタブを閉じても書き込み内容を保護する機能も搭載した。このほか、フィッシング対策などセキュリティの強化をはかり、起動速度やページ読み込み速度を改善したという。 また、RSSリーダーやマウスジェスチャーなどの従来の機能も引き続き利用できる。 「Lunascape4.2.0」正式版、mixiプラグインも公開 Lunascape4.2.0では、従来から対応していたInternet Explorer（IE）用のプラグインに加えて、新たに独自プラグインが利用できるようになっている。 独自プラグインを、ワンクリックでブラウザに取り込む「ワンクリックプラグイン拡張機能」も実装し、SNS「mixi」の日記やコメント、足あとなどを確認できる「mixiプラグイン」が提供されている。 ブラウザのスキンは、同社が2006年11月に実施した「ブラウザ・デザインコンテスト」に応募されたものなど100種類以上のデザインから選べるようになえい、起動速度については、前バージョンのLunascape4.1.3から10％以上向上したほか、Webページの読み込みや終了時の速度も改善した。 IEのお気に入りをサイドバー上に表示する機能のほか、ActiveXのダウンロードやポップアップブロックなどを通知するなど、IEとの互換性を強化。お気に入りについては、マイドキュメントをはじめとするWindows上のファイルも登録する機能を追加した。
このほか、RSSフィードにおけるJavaScript関連の脆弱性も修正したとしている。JVNによれば、Lunascape 4.1.3（build2）およびそれ以前のバージョンのRSSリーダー機能では、RSS情報を出力する際の処理が不適切なため、RSSリーダー機能上で任意のJavaScriptが実行される可能性がある。
Lunascapeの独自プラグインを募集する「Lunascape プラグインコンテスト」を開催した。賞金総額60万円を用意し、7月31日まで作品を受け付ける。結果は8月に同社サイトで発表する。 対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98SE。同社サイトから無償でダウンロードできる。
