東芝も、空気清浄機市場のトレンドとなりつつある、加湿機能付き空気清浄機を発売します。後出しジャンケンですが、他社製品よりも加湿能力を最大化620mL/hとして、加湿専用機並の加湿能力が特徴。この冬は、加湿+空気中にある浮遊菌やウイルスに対しては、「プラズマソルジャーイオン」で浄化する。
気化式の加湿方式を採用し、最大17畳(27平方m)の加湿が可能で、同社では「(10月26日現在)業界No.1の加湿能力」としている。 空気清浄機としては、適用面積が最大16畳(26平方m)とミドルクラスの性能を持っている。4層構造のフィルターを搭載し、最深部にある「除菌クーロンHEPAフィルター」では、3μm(マイクロメートル。1mmの1/1,000)のチリを、99.999%除去できるという。このほか、花粉やダニなどアレル物質に対応するフィルター、菌とウイルスを除去するフィルター、脱臭フィルターを備える。
1.業界No.1※1の最大加湿能力620mL/hの加湿機能を搭載 加湿方式には省エネ性に優れた気化式を採用し、最大17畳(プレハブ洋室)まで加湿が可能な最大620mL/hの加湿能力を搭載しました。最大加湿運転時の消費電力も38Wで加湿することが可能です。一方、空気清浄能力は最大風量3.4m3/分を備え、16畳までの対応が可能です。
2.4層構造の「ナノ除菌フィルター」を搭載 新製品には、「除菌・抗ウイルスフィルター※7」「抗花粉・抗ダニフィルター※8」「マイクロホールカーボン脱臭フィルター」「除菌クーロンHEPAフィルター※5」で構成された4層構造の「ナノ除菌フィルター」を搭載しました。「ナノ除菌フィルター」は、吸い込んだ空気を浄化し、室内に清浄な空気を放出します。
1)「除菌クーロンHEPAフィルター」 「除菌クーロンHEPAフィルター」は、当社独自の静電気の力(クーロン力)を利用して集塵効率を高めたフィルターで、一般的なHEPA集塵効率基準(0.3マイクロメートルの粒子を99.97%以上)を上回る高い集塵効率(0.3マイクロメートルの粒子を99.999%除去、更により微細な0.006マイクロメートルの粒子を99.999%除去)を実現しているばかりではなく、除菌、抗ウイルスの効果※5も発揮します。
2)「抗花粉・ダニフィルター」「除菌・抗ウイルスフィルター」 新製品は集塵フィルターに除菌クーロンHEPAフィルター※5の他、花粉やダニの死がいの影響を抑制する「抗花粉・ダニフィルター※8」を採用。さらに、「除菌・抗ウイルスフィルター※7」で捕集した菌を除菌し、ウイルスの働きを抑制します。また、「マイクロホールカーボン脱臭フィルター」は、活性炭の働きによりお部屋の臭いを捕集します。
フィルターの寿命は、加湿フィルターが半年間。空気清浄フィルターが3年間。消費電力は強運転時で38W、静音運転時で3.5W。24時間365日使用した場合の電気代は、強運転時で年間約7,323円、弱運転時で約675円。 動作音は強運転時で48dB、静音運転時で14dB。風量は強運転時で1分あたり3.4立方m、弱運転時で同0.6立方m。 本体サイズは417×220×537mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.4kg。 ■加湿空気清浄機の価格比較・検討はこちら!