米国の宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズ社は26日、米国のプログラマー、チャールズ・シモニー氏(58)が5人目の宇宙観光客として来年3月、国際宇宙ステーション(ISS)を訪れると発表した。
同社によると、シモニー氏はハンガリー出身。マイクロソフト(MS)勤務時代に主力ソフトのワードやエクセルを開発したことで知られる。2002年に退社後はソフトウエア会社を立ち上げ、科学や芸術活動を支援する財団も設立した。 来年3月9日にロシアの宇宙船ソユーズでISSの交代要員とともに打ち上げられ、約1週間滞在する。費用は2000万ドル(約24億円)。 ■ http://www.spaceadventures.com/ 本格宇宙旅行の搭乗客にオプションとして スペースウオーク(船外活動・宇宙遊泳)を発表。民間人を宇宙に送り出した最初 且つ 唯一の会社が宇宙遊泳を提供。 スペースアドベンチャーズ社は、本格宇宙旅行の搭乗客が国際宇宙ステーションに滞在する際にスペースウオーク(船外活動・宇宙遊泳)への参加が可能になったことを発表しました。 Extra vehicular activity (宇宙船外活動−EVA)としても知られている。 このスペースウオーク・オプションでは宇宙ステーションの外で最高1.5時間を過ごすことが可能になります。 医療上および健康上の条件を満たすことやロシアのソユーズTMA宇宙飛行及びISSでの船内活動の習熟に加え、スペースウオークのオプションに参加するにはEVAシミュレーションと他の特殊訓練に約1ヶ月要することになります。 現在、スペースアドベンチャーズが提供している本格宇宙旅行は10日間の日程で6ヶ月間の宇宙飛行士訓練を含む費用は2000万米ドルです。 スペースウオークにはさらに約6日から8日が追加され、オプショナル価格は1500万米ドルになります。 ロシアの宇宙飛行士 Alexei Leonovが1965年に宇宙への第一歩を歴史に刻んで以来、200人未満が宇宙遊泳のスリルを体験しました。 「ロシア連邦宇宙局の協力により、EVAオプションをスペースアドベンチャーズの本格宇宙旅行客に提供できることを誇りに感じている。 弊社の顧問でもある多数の宇宙飛行士はすでにスペースウオークを経験しており、彼らの経験は我々のEVA顧客に大きな力となるでしょう。」−スペースアドベンチャーズ社長兼CEO エリックアンダーソンは語っています。