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April 3, 2007 space
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「新・世界七不思議」清水寺などが最終候補地に

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スイスの財団が実施している「新・世界七不思議」を選ぶ取り組みで、京都市東山区の清水寺が日本で唯一、中国の万里の長城やフランスのエッフェル塔などとともに最終候補地に選ばれた。
 

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 主催する財団は「ニュー・セブン・ワンダーズ(N7W)」で、2000年からスイス政府や国連教育科学文化機関(ユネスコ)などの協力で「驚くべき建造物」の選定作業を進めている。
 
全世界で2000万人以上がインターネット、電話を通して候補地を投票し、このほど、建築家の安藤忠雄氏をはじめ選考委員六人が最終候補地を21に絞った。来年7月7日午前7時(日本時間)まで世界中で投票を呼び掛け、得票数の多い7カ所を「新・世界七不思議」に認定する。
 
世界文化遺産への登録と同様に外国人観光客にアピールできるという期待が膨らみ、京都府や市などでつくる京都観光振興会議や清水寺門前会は「当選」に向けて、全国的なキャンペーンの展開を検討している。
 
ほかの最終候補地は▽ストーンヘンジ(英国)▽タージマハール(インド)▽アクロポリス(ギリシャ)−など。
 
N7Wは、9月から最終候補地でメダル授与式と投票参加をアピールするイベントを開催しており、清水寺では11月14日に実施する。今後、同寺門前会などがホームページ(HP)に投票サイトへのリンクを張ったり、著名人に投票を呼び掛けてもらうなどして、「当選」を目指す。
 
門前会は「がけからせり出した特異な建築方法や、候補地の中で唯一の木造建造物といった点を訴えていきたい」としている。
 
 
votenow-newhome3.gif 投票できるN7Wの日本語HPアドレスは
 http://www.new7wonders.com/index.php?id=315&L=8
  
 結果は来年7月7日にHP上などで発表する。 
 

 「新・世界七不思議」に長城など選出 清水寺は涙のむ
 
 「世界の七不思議」と呼ばれた古代建造物に代わる「新・世界七不思議」の発表式典が7日夜、ポルトガルのリスボンであり、中国の万里の長城、インドの白亜の霊廟(れいびょう)タージマハル、イタリア・ローマの古代競技場コロッセオなど7カ所が選ばれた。最終候補の一つだった京都の清水寺は涙をのんだ。

 
 「新・世界の七不思議」に万里の長城などを選出
 
new_world_mistrius070707.jpg スイスの財団「新・世界七不思議財団」は8日、2000年以上前から知られている「世界の七不思議」に代わる「新・世界の七不思議」として中国・万里の長城、インドのタージマハルといった歴史的建造物などが選ばれたと発表した。ヨルダンのペトラ遺跡の前で、「新・世界の七不思議」選出
 
 清水寺は知名度不足で落選

 最下位グループながら日本から唯一、最終選考に残っていた京都の清水寺は世界的な知名度では及ばず、入選を果たせなかった。

 同財団がインターネットを通じて世界中から投票を募り、寄せられた約一億票の中から選んだ。

 当選したのは中国、インドの両建造物に加え、ペルーのマチュピチュ遺跡、チチェンイツァのピラミッド(メキシコ)、リオデジャネイロのキリスト像(ブラジル)、ヨルダンのペトラ遺跡、ローマのコロシアム(イタリア)。

 欧米メディアによると、七位に入らなかったものの、「元祖」の七不思議のうち唯一現存するエジプトのギザのピラミッドは特別な地位を与えられた。

新・世界の七不思議

 今から2000年以上前にアレクサンドリアの哲学者フィロンが選んだエジプト・ギザのピラミッドなど「世界の七不思議」に代わる「新・世界の七不思議」を選出、後世に優れた歴史的建造物の姿を伝えようと、スイス生まれの映画監督バーナード・ウェーバーさんが発案した。インターネットによる投票と、建築家の安藤忠雄さんらの選定委員会の絞り込みにより、京都の清水寺やパリのエッフェル塔など最終21候補を2006年1月に選定。ネット投票で最終的に万里の長城などを選んだ。
 
 
 死海 新・世界の七不思議からパレスチナ問題余波で脱落
 
 歴史的建築物や景観を後世に伝える企画「新・世界の七不思議」の選考で、有力候補地の一つだった死海が「脱落」する見通しになった。最終候補に選ばれるには、対象地をもつ国や地域が公式に支援・推進することが条件だが、パレスチナ自治政府がイスラエルの占領政策に反発して、応じないためだ。

 死海はヨルダン、イスラエル、同国占領下のヨルダン川西岸に面する。海抜マイナス約420メートルの「世界最低」の場所にあり、高い塩分濃度による浮遊体験で知られる。近年は水位の低下が著しく、環境保全の必要性が指摘されている。

 ロイター通信によると、ヨルダンとイスラエルは死海を後押しする準備を整えたが、自治政府は西岸にあるユダヤ人入植地の団体がイスラエル側の支援体制に加わっていると反発。「入植地は国際法違反」として、連携を拒んでいる。

 11年に決定する2回目の「七不思議」には、死海を含め261カ所が名乗りを上げており、7月21日に最終候補地21カ所が絞り込まれる。死海は「湖・河川・滝」グループの第7位につけているが、パレスチナ側が方針を転換しない限り、候補地リストから除外される。

 ◇「新・世界の七不思議」とは…

 古代の「世界の七不思議」にならい、自然や文化遺産の保護を訴えようとスイスの民間団体が企画。07年に第1回発表があり、万里の長城(中国)、タージ・マハル(インド)、マチュ・ピチュ(ペルー)など7カ所が選ばれた。日本から唯一最終候補に残っていた清水寺(京都市)は選ばれなかった。

 
 自然界の「七不思議」、最終候補は死海など14候補に
 
 自然界の「世界七不思議」を選ぶインターネット投票で、候補がイスラエルとヨルダン、ヨルダン川西岸にまたがる「死海」など14候補に絞り込まれたと、コンテスト主催者が発表した。
 

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最終候補にはこのほか、南米のアマゾン川やガラパゴス諸島、米グランドキャニオン、オーストラリアのグレートバリアリーフなどが入っている。
 
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最終結果は2011年に発表予定。主催者側では、最終的な投票者数は延べ10億人に達すると予想している。
 
 
ピラミッドは「内側から作られた」と3月30日、フランスの建築家が新説を発表。
世界の七不思議 の一つ、チンギスハンの宮殿跡
「世界七不思議」ナスカに未知の地上絵100個発見
「新・世界七不思議」清水寺などが最終候補地に
 
 2006-10-30 11:54:45
 

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