microSDカードは2006年秋冬モデル携帯の多くで採用されている。NTTドコモはD903i、F903i、N903i、P903i、SH903iなど15機種中10機種で、KDDIはソニー・エリクソン・モバイル製 W43S以外の12機種中11機種で、ソフトバンクモバイルはノキア製 705NKと通信カード端末以外の13機種中11機種にmicroSDカードスロットが備わる(ただし、最大容量が1Gバイトまでとなる機種も存在)。
microSDは、これらSDカード互換のメモリカードの中でも、携帯電話をターゲットにした、最も小さなタイプです。その大きさは、11×15×1mmと、携帯電話に内蔵されるフラッシュメモリチップとさほど変わりありません。 しかし、SDカードとの互換性は高く、専用のアダプタを利用することでSDメモリカードとしてデータを読み書きすることが可能です。また、読み書き以外にも、著作権保護・セキュリティ関連機能であるCPRMや、smartSDセキュリティ規格など、SDカードとして必要な機能にも準拠します。 TransFlashに完全互換 microSDの仕様は、米国のメモリカードメーカーであるSanDiskが発売している「TransFlash」の仕様を引き継いでおり、TransFlashとの間には完全互換性があります。