アップルコンピュータから、CPUにインテル社の“Core 2 Duo”を採用これまでのモデルに比べて最大39%高速化したプロ向けノートブック“MacBook Pro”シリーズ3機種を11月上旬に発売すると発表がありました。
アップルは本日、MacBook™ Proラインのノートブック全モデルに、新しいIntel Core 2 Duoプロセッサを搭載し、これまでのモデルに比べて最大39%高速化したことを発表しました。新しいMacBook Proのモデルはすべての機種で、従来機と比べて標準搭載メモリを倍増し、内蔵ハードディスクの容量を拡大するとともに、周辺機器と高速で接続できるFireWire® 800ポートも備えています。新しいMacBook Proの美しい、軽量アルミニウムの筐体は、わずか1インチ厚で、モニタサイズは15インチと17インチが用意され、外出先などでもビデオ会議ができるiSight®ビデオカメラを内蔵しています。
従来モデルと比較すると、CPUがCore DuoからCore 2 Douに変更された。アップルによれば、Core 2 Duo-2.33GHzを搭載した新モデルと、Core Duo-2.16GHzの従来モデルを、SPECintおよびSPECfpのレートテストで比較すると、新モデルの方が39%高いスコアを出したという。 また、従来17インチモデルしか備えていなかった、FireWire800端子(IEEE 1394b)端子を15.4インチモデルの2機種でも採用。そのほか、HDDの容量が増え、メモリーの最大搭載容量も2GBから3GBにアップしているが、全体的に見るとマイナーアップデートにとどまる。 新しいIntel Core 2 Duoプロセッサに4MBの共用L2キャッシュを備えており、業界標準のベンチマークテスト*で従来の2.16 GHz MacBook Proと比べて最大39%、またPowerBook G4と比べて7倍以上速い数値を出しています。アップルはインテルのCore 2 Duoプロセッサの新しい技術を最大限に活用するためMac OS® Xを改良し、Aperture™ 1.5やFinal Cut Pro® 5そしてLogic Pro 7といったプロフェッショナルアプリケーションを使用した場合の性能をさらに向上させました。 ビデオチャットなどに使えるウェブカメラ“iSight”の内蔵、接点が磁石のため、電源コードに強い力がかかっても安全に外れる“MagSafeコネクタ”の電源アダプターの採用といった従来の特徴は引き継ぐ。