「持ち帰り¥0」→解約6万円請求!消費者生活センターがソフトバンクに改善要望書
ソフトバンクモバイルの携帯電話をめぐり、「持ち帰り価格¥0」と表示された機種を買った消費者から、「解約したら多額の電話機代を請求された」という苦情が、各地の消費者相談窓口に寄せられている。
兵庫県神戸県民局神戸生活創造センターは1月30日、ソフトバンクモバイルに対して、消費者トラブルを防止するため、取引方法改善の要望書を送付した。
要望書によると、ソフトバンクモバイルが携帯電話端末の販売、解約時についての相談や苦情が消費者から同センターに多数寄せられているという。
取引方法改善の要望書
携帯電話事業者に対する取引方法の改善要望について
この要望書によると、ソフトバンクモバイルが携帯電話端末の販売、解約時についての相談や苦情が消費者から同センターに多数寄せられているという。
相談が相次いでいるのは、携帯電話機の販売における、クレジット分割払いの契約(個品割賦あっせん契約)と「新スーパーボーナス特別割引」の割引サービスを組み合わせたプラン。2年間のローン契約と割引制度を組み合わせた契約方法で、契約料金無料で、端末代は24回の分割払いにした月々2670円だが、「新スーパーボーナス特別割引」による割引額月々2280円となり、最終的に毎月の支払額は390円に設定されている。
ところが、自宅で電波がつながらなかったなどの理由で、この契約をした消費者が解約を申し出たところ、販売店側は「解約には応じるが、クレジット契約期間が終了する2年間毎月2670円を払い続けるか、端末の一括購入代金6万4080円を払わなければならない」と説明。
その後、相談を受けた同センターが、ソフトバンクモバイル本社と交渉し、携帯電話加入契約と携帯電話機割賦購入あっせん契約の無条件解約が受け入れられたという。
要望書では、その他3件の相談事例を掲載。
同センターでは、「全機種0円」「店頭お持ち帰り価格0円」など、携帯電話機の販売価格そのものが無料、または割り引かれていると誤認される表示や説明を改め、携帯電話機の販売価格を明確に表示し説明すること、「新スーパーボーナス特別割引」が、通信サービス契約の解約、または当該携帯電話機の機種変更をした時点で失効し、以後は分割払いの残債の全額支払義務を負う仕組みであるので、分割払いが終了するまでは解約や機種変更が事実上困難になることについて説明を徹底することなど、取引方法への改善要望を記した。
「通話、メール0円」のソフトバンク、公取委が調査
「通話料、メール代0円」などとうたった携帯電話の新料金プランをめぐり、ソフトバンクモバイルが公正取引委員会の調査を受けていることがわかった。
ソフトバンク広報部によると、料金プランの担当者が30日に公取委に呼ばれた。料金プラン全般について説明を求められたという。何らかの法律に抵触するといった指摘はまだ受けていないという。
ソフトバンクは、自社間の通話やメールが無料になる新料金プランを23日に発表し、26日から「¥0」と表示する広告宣伝を展開。これに対し、NTTドコモの中村維夫社長は27日の会見で「広告でゼロ円を強調するが、さまざまな条件が小さく書いてある。フェアなやり方か」と批判している。KDDI(au)も「基本料70%引きの2880円が続けば、実態のない定価9600円に対する大幅な割引価格となり、不当表示の可能性がある」と分析。公取委はこうした指摘を受けて、実態調査に入っている。
景品表示法は取引条件が実際よりも著しく有利と一般消費者に誤認させるような表示を「有利誤認」として禁じている。同社の表示に問題があると判断されれば、公取委は排除命令や警告といった措置がとれる。
中身は今の旧ボーダフォンユーザーを無視した、MNP新規獲得だけのために練られた内容です。Vodafone当時から主なところは何も変っていないんですが・・・それをワザワザ「想定外割」と言う発言や、0円携帯と謳う、詐欺のような宣伝文句はユーザーにとってもソフトバンク社員にとっても想定外でしょう。
〓SoftBank 代表執行役社長兼CEOの孫正義氏は「価格について発表させていただきたい」としたうえで、月額2,880円でパケットや同社同士の通話が無料になるプランを発表しました。
・auとNTTドコモのすべての料金メニューや割引プランと同条件で、そこから200円引
・他社であっても長期割引の引き継ぎ
・他社の値下げには、24時間以内に対抗
さらに「予想外割」としてしていますが、これは今までと同じなんですが、名称が「想定外」になったダケなんですが・・・ソフトバンクモバイル以外の携帯電話やパソコンとのメールの送受信は1本あたり3−200円の通信料がかかる。また、国際サービスは定額制の対象外となる。
→「0円大好きのソフトバンク、端末の持ち帰りは全て0円」──孫正義社長
・ソフトバンク同士の通話料は無料・・・と言っていますが、時間制限なしですか??
ソフトバンク同士の通話が無料となるのは1日のうち約20時間。21時〜24時59分の約4時間は完全な無料ではなく、この時間帯の1カ月間の累計通話時間が200分(3時間20分)を超える場合、30秒毎に21円の通話料金が発生する。ソフトバンク以外の携帯電話・PHS、および固定電話宛の通話は無料ではなく、通常よりも高めの料金設定となっているなど、表記と内容がちぐはぐな嘘800と言われても仕方のない内容です・・
・SMSのメール代は0円の嘘!
ほんとに0円?128KBまでとか言いませんよね。。「『予想外割』、すべてのメール代を0円に!」と、全てのメールが0円であるように受け取れるので騙しに注意が必要です。
やっぱり詳細は以前と同じ変わってません。
23日の発表では、全角70文字までしか送れないSMS(ショートメール)のみを定額制にすると発表していた。しかし、24日には文字数を増やして、SMSメールは1回250文字までは無料とした。
250文字を超えた分に関しては、超えた文字数に応じてパケット代が発生する仕組みなので、正しくは0円じゃありません!ユーザーバカにしてんの!
しかもドコモなら家族間メールはすべて無料化していますので・・・恋人間250文字無料とか言えばまだいいんじゃないでうすか?
・基本料金は加入から2か月間は無料
いままでと同じですが何か???
・パケット定額も加入から最大2か月間は無料
いままでと同じですが何か???
・「ゴールドプラン」基本料金、パケット無料、SMS無料などを含めた月額2,880円のプランを設定
2007年1月15日までに契約した場合、1カ月9600円かかる月額基本使用料が最初の2カ月分は無料で、3カ月目からは7割引の2880円になる。来年になると9600円になると無料分や安くてもすぐに元取れますから。新規獲得のためだけの施策ですね。
期間限定特典
2006年10月26日〜2007年にかけて6つの特典が用意される。特典は以下の通り。
・店頭価格から最大10,500円OFF
・月額基本利用料が加入月から最大2カ月無料
・3G端末は「パケットし放題」が最大2カ月無料
・「スーパー安心パック」最大3カ月無料
・「スーパー便利パック」最大4カ月無料
・支払い完了後(27か月後)にマイレージポイント4,200円相当プレゼント
加入者間では画像ファイルを添付できるメール「S!メール」も使い放題になる。月額基本使用料は通常の「ゴールドプラン」の場合で9600円、キャンペーン期間(10月26日−2007年1月15日)に加入するとさらに割引を受けられる「予想外割」の場合で2880円。いずれの基本使用料とも23日発表時点と変わっていない。
2006年10月24日からスタートした携帯電話の番号ポーダビリティ制度。制度開始の前日に「予想外割」と銘打った低料金プランを発表するという奇襲に出たソフトバンクモバイルは、広告でも「号外」発行という「予想外」の奇策を仕掛けた。
番号ポータビリティ制度がスタートし、携帯電話戦争の幕が切って落とされた24日の朝、東京、大阪、名古屋、福岡など全国の大都市のターミナル駅周辺では、「携帯業界に激震」との大見出しが躍る“号外新聞”が配られた。
頭金なしの新スーパーボーナス
大きな変更点は「全機種0円」と携帯購入費用が見かけ上必要なくなる。しかし、「頭金0円」の価格表示は、「頭金が0円」というよりも、「頭金も分割払い」という方が正しいだろう。
新スーパーボーナスでは、24回払いの返済はソフトバンクに加入してから3カ月目から開始される。旧スーパーボーナスと同様に、27カ月以内に契約解除および機種変更すれば、分割払いの残金、つまりローンを支払い続けなければならない。従来の頭金も分割払いにできるようになったため、契約解除および機種変更時にはその分のローンも追加されるので注意が必要。。。ただし、「ゴールドプラン」のみ新スーパーボーナスが必須となる。
2007年1月15日までの期間限定で、来年になると月額9600円+Y!サービス料金300円+請求書郵送料100円で、なんと1万円にもなる・・・。
ゴールドプラン
新スーパーボーナス利用時に必修の契約プラン。
ゴールドプランを契約しているユーザー同士であれば、メールを無料にするサービスについて、新たに「 @softbank.ne.jp 」「 @x.vodafone.ne.jp 」を宛先にした場合も26日より無料にすると発表した。
ゴールドプランユーザーのメッセージやり取りについては、23日時点でまずSMSだけを無料にすると発表されていたが、翌24日にはMMSも無料対象に追加された。さらに今回、メールアドレスでやり取りした場合も無料対象となった。
これで、ソフトバンクでゴールドプランを契約しているユーザー同士であれば、通話・メールともに全て無料で利用できるようになる。ただし、他社ケータイとのやり取り、あるいは国際ローミング中の利用ついては、従来通り課金される。
プループラン(ドコモ料金の200円引きプラン)
ブループランはドコモの料金プランと各種割引をベースにしたソフトバンクの新料金メニュー。基本料金を210円安くした「LLプラン」「Lプラン」「Mプラン」「Sプラン」「SSプラン」「キッズ・シニアプラン」の6つの料金プランと「くりこし」「1年割引」「家族割引」「指定割引」「キッズ・シニア割引」「ハートフレンド割引」「長期利用割引」「パケット定額」「パケット割引」の各種割引サービスを提供。
ドコモの料金よりも200円値引きと強調しているが、ソフトバンクは、10月1日から封書での請求書を、こっそりと100円値上げしている。また、ドコモユーザーであれば90%が使っているiモードサービスに関しては、ドコモが200円だが、ソフトバンクは300円。これだけで200円の差額はなくなる。しかも、この200円の割引は頭金にかかる割引のため、通常利用ではメリットが無い・・
固定発携帯電話料金は、ドコモは3分70円、auは3分80円へと値下げしてきたが、ソフトバンクモバイルは3分120円のまま。。。ソフトバンクは、時間帯を4つにも分割し、曜日ごとに料金を切り分けている。どっちの方が複雑なのか。トラフィックを分散させるためのプランだろうが、もしJRがラッシュ時だけ料金を高くしたら、どんな批判が集まるか。
オレンジプラン(au料金の200円引きプラン)
オレンジプランはauの料金プランと各種割引をベースにしたソフトバンクの新料金メニュー。基本料金が210円安い「LLプラン」「Lプラン」「Mプラン」「Sプラン」「SSプラン」「ビジネス」「スタンダード」「エコノミー」「ライト」「オフタイム」「デイタイム」「キッズ・シニアプラン」の12の料金プランと「くりこし」「年間割引」「自分割引」「家族割引」「指定割引」「自宅割引」「キッズ・シニア割引」「学生割引」「ハートフレンド割引」「長期利用割引」「パケット定額」「パケット定額ライト」の12の各種割引サービスを提供する。
パケット定額プランについては、新スーパーボーナスに加入したオレンジプラン、ブループランのユーザーについては、月額定額料980円〜4200円の「パケットし放題」に加入できる。
10月26日から2007年1月15日の期間中を「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」
同期間中に新スーパーボーナスに加入したオレンジプラン、ブループラン加入者には、移動前のキャリアの経年割引を適用。初年度から移動前キャリアの利用年数に応じた基本料金の割引率を適用する。
ほかにも(1)最大1万500円の端末代金値引き(2)加入月から最大2カ月、基本料金無料(3)加入月から最大2カ月「パケットし放題」の定額料が無料(4)加入月から最大3カ月「スーパー安心パック」の月額利用料が無料(5)加入月から最大4カ月「スーパー便利パック」の月額利用料無料(6)ソフトバンクマイレージサービスの4200円分のポイントプレゼント などの特典が用意される。
予想外割の注意点を以下に挙げる。
1:「端末0円」と発表しているが、「新スーパーボーナスでは端末の頭金が0円になる」というのが実態
2:ソフトバンク同士の通話でも、21時〜24時台は定額ではない
3:メール0円といっても無料なのは、ソフトバンク端末同士のメールだけ
4:ゴールドプランに入るには「新スーパーボーナス」の契約が必須
5:契約時には、「パケットし放題」「スーパー安心パック」「スーパー便利パック」という3つのオプションパックが自動的に付く
6:「スーパー安心パック」の契約は、一度解除したら次は半年先まで契約できない
7:メールやWebアクセスをするには、S!ベーシックパック(315円)の契約が必須
8:無料通話分がない
9:他キャリアへの通話はむしろ割高
10:請求書の郵送は別途105円
最後に一言、日本にはいい言葉がたくさんあります。
「ただほど高いものはない」
ネット上でも、このような批判的な書き込みが相次いでいる。
「こんなにごちゃごちゃ色々言ってるの見ると、これは詐欺ですよって言われてる気分になる。簡潔にしれと」、「料金システムを複雑にして消費者を煙に巻く 何でいまどきコレがまかり通ってる? 」、「錯誤を狙った詐欺だよな」