皇室御用達 前原光榮商店の最高級雨傘。10年前に特別注文として、限られた方に20本を製作しただけの伝説の傘がインターネットで購入できるように!輪島塗りに18金メッキと豪華な素材を使い、職人によって手間暇かけて作られています。
伝統工芸から生まれた「文化」としての傘。次世代へ語り継いでいきたい「物語」としての傘。宝として誇りたい「財産」としての傘。それがまさに「前原Genesis」です。 10年前に特別注文としてごく限られた方だけに制作をはじめ、今まで20本を作成しただけの伝説のシルク傘が遂にインターネットで公開販売されました。年間生産数に限りがありますのでご容赦ください。 【総輪島塗り】 いいものを創る姿勢が極まれば、中棒は輪島塗りに昇華しました。椀や硯で定評のある「水に強い」特性をいかした、傘との素晴らしいベストマッチ。胸のすくような漆感覚がもつ方のお洒落心に最高の満足をはこびます。 【喇叭接ぎ】 手元と中棒は「喇叭(らっぱ)接ぎ」という特殊な細工法。通常は予め削った中棒をハンドルと接着させますが、ここでは同じ太さで接いだものの棒部分を丁寧に削り上げるという手間暇のかかった仕事がなされています。(喇叭接ぎの一例) 西洋傘では棒と手元が同じ1本の素材で作りあげたものがありますが、前原光榮はあえて別素材の接合を選択。なぜなら中棒は「樫」手元は「楓」こそがベストパフォーマンスを持ちえると考えたからです。その2つの素材を見事な統一感で纏め上げるのが、贅沢な「総輪島塗り」なのです。 【贅沢三昧シルク&18K加工】 この傘の贅沢は留まるところがありません。豪華な18Kメッキが惜しげもなくほどこされています。もはやこれは「傘」ではなく「芸術作品」です。 ●陣笠(傘の天井部分に表から打ち込んであるもの) ●ロクロ(開け閉めの時に手で保持する部位) ●ハジキ(傘をとめるために中棒に仕込んである針金または板) ●親骨、受骨(親骨・・生地と生地の縫い部分の裏側にあたる主要な骨、受け骨・・その親骨を中棒方向から支持する骨) ●だき針(親骨を上ロクロに巻き付ける針金) ●ネームボタン(傘を纏める時に使う小さな布のボタン部分) ●傘袋:ズカン、ホック(傘袋の両方の下穴の部分の金具とホック) 以前は象牙を使った傘、受注ろうけつ日傘など40〜50万の傘も制作販売していた前原光榮。皇室御用達としてこの国をリードするトップメーカーであるからこそ、世界に誇れる「いいもの」を創ろう!という心が再び結実しました。出来上がりを待つ6ヶ月のあいだ沸沸と高揚する思い。作品を手にされた時、貴方のお洒落心は最高潮に達することでしょう。一生に幾度とない「真の満足」との出会い。前原光榮が演出します。この傘はまさに創世紀(ジェネシス)・・・傘神話はここからはじまります。 【仕様】 親骨/63cm×8本、露さき/糸まき 素材/絹100% 中棒/樫(輪島塗り) 握り手/楓(輪島塗り) 【18Kメッキ部分】 陣笠、ロクロ、ハジキ、親骨・受骨 だきはり(親骨を上ロクロに巻き付ける針金) ネームボタン、傘袋のズカン、ホック ■ 皇室御用達 前原光榮商店の最高級雨傘