クレジットカード大手のクレディセゾンは16日からインターネット上のショッピングモール(仮想商店街)の運営を始めるそうですが、楽天が自社クレジットカード利用に力を入れているのに対向するんでしょうか?クレジットカード業界では最大手、利用者数が2000万人と言われているので、この利用者を取り込めたら十分に価値のあるモールが出来そうですね。。
セゾンカードの強みは、数多くの提携先を持ち各社のハウスカードを発行しているところでしょう。またアメックスとも提携して、国内ではセゾン・アメックスブランドも持っているので、JCBやUC、DCといった自社カードにこだわった戦略とは違い、オープンなところがショッピングモールでも活かせればかなりの集客が見込めます。 ショッピングモール(仮想商店街)で購入した商品の決済を同社のクレジットカード(セゾンカード)しか使えないようにする代わりに、ポイントを大幅に優遇して2000万人超の会員を誘導する計画で、サイトの開設3年後には300店舗、年間取扱高2000億円を目指すそうです。 セゾンカードでは、すでに会員向けのショッピングサイトやチラシを用意していますし、旅行も取り扱っています。こうして考えてみると、楽天がショッピングサイトの運営だけではなく、旅行や自社クレジットカード業に進出しているように、セゾンがクレジットカード会員むけサービスを拡充させて、ショッピングモールや旅行を取り扱うサイトになるのは自然なことなんですね。 楽天のように店舗数や商品数を集めるだけではなく、お店や品物を厳選して価値のある商品だけを届けるのもサイト運営の戦略としてはアリでしょう。 そう言えば、以前私もセゾンのチラシで、沖縄からスナックパインを購入したことがありました。とても美味しくてハマッテしまいました。価値のあるものだけど知らなかった物を、こうしてレコメンドしてくれるのは、意外性もあり楽しいものです。 貸金業の上限金利引き下げをにらみ、利息収入の減少を補う新たな収益源に育てる狙い。要するに金貸しだけでは儲からないから、物販もやります?ってことなんでしょうか?ついでにやるような気合の無いサイトでは、逆に赤字になりますよ・・・ ショッピングモール(仮想商店街)の名称は「永久不滅.com」で当初は紀伊国屋書店、千趣会、良品計画、HMVジャパンなど50社が出店する。年内に100社まで増やす。