ホンダが噂の「CR-V」を2006年10月13日全面改良した新SUVモデルを発売しました。5年ぶりのフルモデルチェンジで、1995年のシリーズ登場から3代目となります。最近のSUVの傾向に習い、都会的で洗練されたデザインに変更して、従来よりもオフロード色を抑えているようです。FF車と4WD車計5モデルで、価格(消費税込み)は246万7500円から。月間2000台を販売する計画。
コンセプトは「次世代CR-V」。ボディやシャシー各部を高剛性化しながら、強度効率のよい「テーラードブランク材」を活用して約31kg軽量化。外観は縦開きリアテールゲートや助手席側ドアミラー下部の内蔵プリズムアンダーミラーの採用などで、使い勝手を向上させ、デザインをすっきりさせた。 エンジンは、2.4Lの「DOHC i-VTEC」で、5速オートマチックミッションとの組み合わせで力強い加速と優れた高速クルーズ燃費が得られるという。車両挙動安定化制御システムを標準装備する。また、4WD車には、走行状況に合わせて駆動力を配分する「新リアルタイム4WDシステム」を搭載。安定性を向上させた。 車内は、ホイールベースはそのままに室内長を70mm拡大してゆとりを持たせ、カーゴルームは、5人乗車時で524L〜623L、2人乗車時で955Lの大容量を確保した。価格はFF車2グレードが246万7500円と302万4000円。4WD車3グレードが252万円〜323万4000円。 海外では韓国で10月12日に日本と同じモデルを投入。欧州市場では2007年1月以降に、2.0Lガソリンエンジン車と2.2Lディーゼルエンジン車を発売する予定。