史上15番目に大きな603カラットのダイヤが産出された!
モデルの女性が手にするのは、アフリカ南部、レソトの鉱山で発掘され、英宝石商に約14億7000万円で買い取られた603カラットのダイヤモンド。史上15番目の大きさだという(9日、ベルギー・アントワープ)
ブリオレット・オブ・インディア
カラット:不明
エレノオーラ王妃がリチャード獅子王に与えたダイア。
後に王が十字軍に捕らわれた際、身代金となった。
カリナン (Cullinan:アフリカの星)
530.2 カラット
南アフリカで発見された、世界最大のダイア原石をカットしたもの。イギリス王室所有で現在ロンドン塔にある。尚、原石の時は3106カラットという巨大な原石だった。
1905年、世界一大きなダイヤモンド原石として南アフリカのトランスバールで産出しました。その鉱山会社の主任であり、また所有者でもあった人の名にちなんで、カリナン・ダイヤモンドと命名されました。
原石の重さは 3106 カラットありました。このカリナン・ダイヤモンドは最後には、原石はトランスバールの政府が買い上げられ、イギリスの国王エドワード7世の誕生日に献上された。
国王はカットをアッシャー社に依頼した大きすぎる原石をカットするには、まず理想の大きさに割らねばならない・・・カットして9 個の大きな石と 96 の小さな石にしました。
カリナンI(530.2ct)、カリナンII(317.4ct)、カリナンIII(94.4ct)、カリナンIV(63.6ct)、カリナンV(18.8ct)、カリナンVI(11.5ct)、カリナンVII(8.8ct)、カリナンVIII(6.8ct)、カリナンIX(4.39ct)
そのうちの一つカリナン1 (530.20 carats) はペアシェープでアフリカの星と呼ばれるもので、カットされたダイヤモンドでは世界最大のものです。現在、タワー・オブ・ロンドンに保管されていて、有料で見る事ができます。
ダリア・イ・ヌール(光の海)
185カラット
デリア・イ・ヌール(光の河)とも呼ばれる。
ムガール帝国の大きなピンクダイアで、現在はイラン王室の財宝。
ドリスデン
グリーン 41カラット
世界最大のアップル・グリーンダイアとされる。
ザクセン選定侯所有の宝石だったが、現在はドイツのグリーン・ヴォルト氏所蔵。
ユウレカ (Eureka)
10.73カラット
南アフリカで最初に発見されたダイア。
アフリカ大陸で発見された最初のダイヤモンドでユーレカ(我、発見せり、というギリシヤ語)という名前が付けられました。 原石 (21 carats) は欧州でカットされて (10.73carats) になりました。その後、この石は南アフリカに戻されてキンバリーの金鉱博物館に展示されています。
グレート・ムガール
280カラット
(記録によると) 宝石商タヴェルニエの記録に残っている幻のダイア。
現在の詳細は不明。
ホープ (Hope:フランス帝王の青)
45・7カラット
(但し最低でも過去2度カットされている)
この宝石の所有者は次々と不幸な結末を迎えたという、いわく付きの青いダイアモンド。
宝石収集家ウィストン氏がワシントンのスミソニアン国立自然自然史博物館に寄贈。
現在もこの博物館所有。
有名な旅行家のタベルニエが 1642 年にインドから持ち帰った大きなブルーのダイヤモンドの一部がこのホープのダイヤモンドになったと言われています。このタベルニエの石は、1668年ルイ十四世に売られ、転々と変わった持ち主を次々と不幸に陥れた宝石として有名です。
このダイヤモンドを受け継いだルイ十六世と王妃マリーアントワネットはフランス革命で断頭台の露と消えました。1792年にフランスの王冠の宝石が盗まれ際に紛失してしまいました。
それ以来、もとの姿のままで見た人はいません。しかし、1830年にホープのダイヤモンド (44.50 carats) は同じ色合いのもっと小さな石と共にロンドンの市場に現れました。そして結局ホープのコレクションの一つになったのです。ホープ家では不慮の死や不幸が続きその後の持ち主も不運に見舞われました。
この有名なホープのダイヤモンドはワシントンのスミソニアン博物館で見ることができます
ジュビリー
245・35カラット
世界で最も美しくカットされたダイアと呼ばれる。
コ・イ・ヌール(光の山:Koh-i-Nur)
108・93カラット
世界最古のインドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する宝石だと言われる、事実ならまさに神話世界から存在する4000年の歴史を秘めたダイアモンド。
現在はイギリス王室所蔵の秘宝。
1526 年までは相争う二人のインドの王侯の手を経たこの石は中国からインドへ侵入してきたムガール帝国がすべての王侯たちを征服してコイヌールを押収しました。200 年たって、ペルシャのナディール王がインドを征服した時、そのコイヌールはペルシャに移りました。そこで又相次いで起こった一連の暗殺、陰謀の中で、所有者は次々と変わりました。ペルシャからコイヌールを取り返したのはパンジャブの虎といわれたラジット・シンでした。
そして1849年英国がインドを征服した時、シンはビクトリア女王にこれを譲り渡したのです。残念なことにビクトリア女王はコイヌール (186 carats) を再カットし、重さは殆ど半分(108.93 carats) になってしまったのです。現在、他のクラウン・ジュエリーと共にタワー・オブ・ロンドンに保管されています
オルロフ
189・6カラット
オルロフ公がロシアの女帝エカテリーナに復縁を願い贈ったダイア。
現在ロシアのダイアモンド宝物館所蔵。
ポルテュギース
127・02カラット
ポルトガルの王家ブラガンサ家より、アメリカの著名人の手を転々とした、エメラルドカットされたダイア。現在詳細不明。
サンシー
55カラット
ルイ15世の王冠に飾られた、世界で最も美しいといわれるダイアの一つ。
イギリス王室所蔵。
シャー
88.7カラット
棒状のダイアで、三つの銘が刻まれている。
アクパル・シャー、ニジム・シャー、ファト・シャー
リージェント (Regent)
140.5カラット
1701 年、インドのダイヤモンド鉱山で働いていたある男が大きな原石 (410 carats) を発見しました。男は自分のふくらはぎに大きな傷をつけ、その傷の中に原石を埋め込んで鉱山を逃走しました。その後、男は一人の船長にどこかの遠い国へ連れて行ってくれるように頼み、原石を渡しました。船長は約束を守らず船が沖にでると男を海の中に投げ込んでしまいました。
船長はその原石を 5000 ドルでインドの商人に売り渡し、商人はそれをマドラスの英国人知事サー・トーマス・ピットに 10 万ドルで売りつけました。サー・トーマスは原石を研磨しました。大きさは半分ほど (140.50 carats) になったものの素晴らしい美しさでした。 後のリージェント・ダイヤモンドの誕生です。
それを、オルレアンズ公爵(フランスの摂政 Regent of France)が 60 万ドルで買い取りました。 その後、フランス革命のどさくさに王冠に輝いていたこのダイヤモンドは盗まれました。しかし、数週間後にエリゼ宮の溝の中から発見されました。
泥棒も余りにも有名なこのダイヤモンドは売ることができなかったのです。フランス共和国政府はこの貴重なダイヤモンドを接収し、後になって、それはナポレオンの儀式用の剣の柄にはめこまれました。
現在ルーブル博物館に展示されています。
ナサック
43・38カラット
ヒンズー教寺院の女神像の目に嵌めてあったとされる。
フローレンチン(オーストリアンイエロー)
137.27カラット
ウィーン王室の財宝で黄色いダイアモンド。
ユージュニー
51カラット
女帝エカテリーナから転々としナポレオン三世の妃ユージュニーの手に渡った。
ナポレオン失脚後、オークションにかけられた。
ピーガン・ブルー
13.78カラット
アガカーン四世の妃が愛用したブルーダイア。
ブルーダイアとしては世界最高の価値がついたダイアモンド。
1カラットあたり56万ドルもの値がつき、ギネスにも登録された。
エキセシオル
339カラット(21個合計)
969.5カラットあったが、21個に分割された。
青みがかかった白いダイア。
アバエテ
238カラット
ブラジルで発見されたローズ・ダイアモンド。
ウォイー・リバー
31.35カラット(30個の中の最大)
シェラレオネで発見された世界で5番目に大きなダイア。
原石は770カラットあったが、30個に分割された。
クィーン・オブ・オランダ
135・92カラット
アムステルダムでカットされた青いダイア。
ゴルコンダ・ドール 95.4 インドのゴルコンダで採掘された金色のダイア。
テーラー・バートン (Taylor-Burton)
69.42カラット
リチャード・バートンが女優エリザベス・テイラーに贈ったことで有名なダイアモンド。
リチャード・バートン Richard Burton が最初にエリザベス・テーラー Elizabeth Taylor に贈ったダイヤモンドは 33.19 カラットのエメラルド・カットのクルップ Krupp と呼ばれるダイヤモンドでした。ミス・テーラーはこの石を指輪として使いました。そのほか有名なペルグリナ La Peregrina と呼ばれる素晴らしい真珠を贈ったりしています。
そして、1972年のエリザベス・テーラーの 40 回目の誕生日の贈り物として、後にテーラー・バートンと呼ばれることになる 69.42 カラットのペアシェープ形のダイヤモンドを贈っています。
このダイヤモンドはプレミア Premier 鉱山でとれた 240.75 カラットの原石をハリー・ウィンストン Harry Winston が買ってカットさせたもので最高の品質のDカラー、Flawless の宝石であるといいます。 この石は 1969年にオークションにかけられ、百万ドルを越える値がついて、カルチエ Cartier が落札しますが、その後リチャード・バートンに買い取られます。
グレース王妃の 40 回目の誕生日にエリザベス・テーラーがつけてゆくなど話題を呼んだこのダイヤモンドも 1978年にリチャード・バートンと離婚したエリザベス・テーラーによって競売にかけられ、約 50 万ドルで落札され、現在はサウジアラビアに渡っていると言われます。
ブラック・オルロフ
67.5カラット(研磨後)
インドの寺院にあったという黒いダイア。
195カラットあったが研磨され67・5カラットになった。
マウアワドの光輝
101.84カラット
アフリカで採掘された222.3カラットの原石を101.84カラットにカットしたもの。
宝石商ロバート・マウアワド氏所蔵。
季節の星
100.1カラット
世界最高グレードのダイアと言われる。
1995年、ササビーズのオークションにて史上最高額の
1985万8500スイスフラン(約13億7000万)で落札された。
サウジアラビアの宝石商が所有。
世界最大のダイヤ? 南アで巨大原石発掘
南アフリカで28日までに、巨大な原石が発見され、発掘した業者は「7000~7500カラットほどの世界最大のダイヤモンドとみられる」と述べた。地元メディアなどが伝えた。正式な鑑定結果は出ていないが、本物であれば、これまでで最大のダイヤの約2倍。ロイター通信は、結晶の形などから「ダイヤではないようだ」とする専門家のコメントを紹介している。
原石は27日、同国北西州の鉱山で発掘され、現在はヨハネスブルクの銀行の金庫で保管されている。緑がかった色合いで、サッカーボールほどの大きさとみられる。
これまでの世界最大は、20世紀初頭に同じく南アで発見された約3100カラットのダイヤ原石「カリナン」。
「世界最大」ダイヤモンドは偽物!?
南アフリカで7500カラットもある「世界最大」のダイヤモンド原石が見つかったと公表されたが、約1カ月半にわたる鑑定の結果、樹脂製の偽物とわかるという騒ぎがあった。地元紙が報じた。
ダイヤ」は人のこぶしほどの大きさ。8月末に実業家ブレット・ジョリー氏が「発見」を公表していた。重さはこれまで見つかった最大のダイヤ原石の倍で、本物なら1500万ポンド(約36億円)の価値があるとされ、専門家が鑑定していた。
ジョリー氏は鉱山関係者の男性からダイヤの採掘権付き農場の購入を持ちかけられていた。しかし「そこからダイヤはそんなに出そうにない」という専門家の助言があったので渋っていたところ、男性がこの「ダイヤ」を持ち込んだという。
詐欺事件として警察が捜査に乗り出すことになりそうだ。
507カラットのダイヤ原石発見18億円相当
南アフリカの鉱山で、鶏の卵ほどの大きさのある507.55カラット(100グラム強)の上質なダイヤモンド原石が見つかった。価値は評価中だが、2千万ドル(約18億円)相当と見られる。
アフリカでダイヤを採掘するペトラ・ダイヤモンド社によると、先月末首都プレトリアの北東にある同社所有のカリナン鉱山で見つかった。不純物の原因となる窒素含有量がきわめて少ない「タイプ2(ローマ数字の2)」と呼ばれる種類と見られる。近くでは一緒に168カラット、58.5カラット、53.3カラットのダイヤ原石も見つかった。
カリナン鉱山は08年半ばまでは、有力ダイヤ生産企業デビアス社が所有。1905年に世界最大3016カラットのダイヤ原石が見つかり、当時の英国王に贈られたことでも知られている。
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超高価なダイヤモンドの価格を見る・・・眺める!?