『涼宮ハルヒの憂鬱、憂鬱、溜息、退屈、消失、暴走、動揺、陰謀、憤慨・・・』がなんだかすごいことになっています。『涼宮ハルヒの憂鬱』という原作はライトノベルが、アニメ化、テレビ放映、そしてDVD化、フィギュア化(海洋堂 「涼宮ハルヒの憂鬱」 朝比奈みくる)、ネットからはじまった自然発生的メディアミックス現象は、大手広告代理店が仕掛けるより速くそして確実にファンの間に浸透して広がりを見せています。今日のYouTube人気も実は。『涼宮ハルヒの憂鬱』ファンが投稿したアニメ映像が原因と言われるほどの影響力なのです。
実際のアニメそのものも、なかなかの出来なのですが、ネットマーケティングという意味でかなりの成功を収めています。“文化庁メディア芸術祭”10周年日本のメディア芸術100選でも自由記入欄で1位となった“涼宮ハルヒの憂鬱”(石原立也)は、多くの票を集めて総合22位に食い込んでいる。 このメディア芸術100選は、1950年代から現在に至るまでの日本を代表するメディア芸術作品を、あらかじめ用意された作品リストの中から選択するアンケート形式で選定されるものですが、このリスト外から自由記入欄で1位を獲得しています。 「ただの人間には興味ありません。宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかました涼宮ハルヒ。退屈な日常にあきたらない彼女は、「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」通称SOS団なる不思議団体を結成したのだ。 そんな彼女に巻き込まれたのが、クラスメイトのキョン、無口な読書少女・長門有希、萌え担当の朝比奈みくる、謎の転校生・古泉一樹。だが、キョン以外の3人には、ハルヒには言えない秘密があるようで……。天上天下唯我独尊超ポジティブワガママ娘のハルヒに振り回されるキョンとSOS団が繰り広げる、ビミョーに非日常学園ストーリー!
校内一の変人・涼宮ハルヒが結成したSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)。ただ者でない団員を従えた彼女には、本人も知らない重大な秘密があった!? 第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作登場! 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮八ルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし‥‥・と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけど八ルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミヨーに非日常系学園ストーリー! 涼宮ハルヒの溜息 季節は文化祭のシーズン。ありきたりな“お祭り”では飽き足りない涼宮ハルヒはSOS団の面々を使いまくり、自主映画の制作を開始する。当然のごとく、ハルヒの暴走はとどまることをしらず……。超話題作の第2弾!! 爆進中!NO.1 第ベストセラー第2弾!! 宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか?ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな―スニーカー大賞<大賞>を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場! 涼宮ハルヒの退屈 涼宮ハルヒの「退屈」の一言で、野球チームを結成し、七夕祭りに盛り上がり、行方不明者捜索に駆り出され……ついに殺人事件に巻き込まれた俺には、退屈なんて言い出すヒマも無いさ――。大人気シリーズ第3弾登場!! ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに”退屈”という文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。まったく、どれだけ暴れればアイツの気が済むのか想像したくもないね…。非日常系学園ストーリー、天下御免の第3巻!! 涼宮ハルヒの消失 クリスマス目前の、あの日の朝、何かがおかしい感じがしたんだ。いつもの教室、いつもの席。だけど俺の後ろの席にハルヒはいなかった――。ビミョーに非日常系学園ストーリー、衝撃の第4巻! キョンの苦難は続く!! 「涼宮ハルヒ? それ誰?」って、国木田よ、そう思いたくなる気持ちは分からんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。だが、他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い討ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった!どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。大人気シリーズ第4弾、驚愕のスタート! 涼宮ハルヒの暴走 思えばハルヒに振り回された一年間だったわけだが、遊びすぎな夏休み、パソコン部の逆襲、そして命懸けの冬休みまで味わった俺は、来年の苦労を思うと封印した言葉が出そうになるよ……。絶好調シリーズ第5弾! 夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走とは言わずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ!?非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻! 涼宮ハルヒの動揺 文化祭でしでかしたあの出来事が原因で唯我独尊直情径行な涼宮ハルヒが動揺するというのは、まあひとことで言えば感慨深い。まだまだコイツには俺でも知らない一面があるということか――。大人気シリーズ第6弾! "幻にしておきたかった自主映画だとか突然のヒトメボレ告白、雪山で上演された古泉渾身の推理劇や朝比奈さんとの秘密のデート。SOS団を巻き込んで起こる面白イベントを気持ちいいくらいい楽しんでいる涼宮ハルヒは動揺なぞしてる姿は想像できないだろうが、文化祭のハプニングであいつが心から揺らめかせていたのは確かなことで、それは俺だけが知っているハルヒの顔だったのかもな―。お待ちかね「涼宮ハルヒ」シリーズ第6弾!" 涼宮ハルヒの陰謀 残りわずかな高一生活をのんびりと過ごすはずだった俺の前に現れたのは、8日後の未来から来た朝比奈さん!? しかもこの時間へ行くように指示したのは俺だというのだ。8日後の俺よ、いったい何を企んでるんだ!? "年末から気にしていた懸案イベントも無事にこなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒濤の第7弾!" 涼宮ハルヒの憤慨 三学期も押し迫ったこの時期に、俺たちへ生徒会長からの呼び出しが。会長曰く、生徒会はSOS団の存在自体を認めない方針を決めたらしい。ちょっと待て。そんな挑発にハルヒが黙っている理由はありゃしないぞ――。 涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たちSOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。 天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾! そして、サイトにいってみるとなるほど実にわけがわからない。SOS団ってなんだ? ということで、ネット界隈を『涼宮ハルヒの憂鬱』について検索してみました。 いちばんお世話になったのは発熱地帯の『涼宮ハルヒの憂鬱』関連エントリーでした。