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October 6, 2006 space
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ソニー Blu-ray ブルーレイ・ディスク(BD)に、RED赤信号!?

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ソニー発表した次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク(BD)」対応レコーダーBDZ-V9・7の(録画・再生機)の性能をみて???と思ったあなたは通!です。そうなんです、再生は50GBまでできるんですが、肝心の録画が、25GBしか出来ないんです。規格上は50GBまで対応しているはずなのに・・・ソニーの技術力に赤信号!
 

BDZ-V9.jpg

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 今回ソニーが製品化したBD-RE/Rについては1層ディスクのみの対応で、2層ディスクは記録・再生できない。この 1層ディスクのみの!と言う言葉だけで騙そうとしている訳ではないでしょうが、BDディスクへの録画容量が25GBしかないのです。
 

pana_bd01.jpg

 
 同じBD陣営の松下が11月に発売する、BDビデオ再生対応のBlu-rayレコーダ「DIGA」は、BD-R/REともに2層記録が可能で、地上デジタル放送を録画した場合、HDDからBD-R/REへの4倍速ダビングも対応しています。まして対立するHD−DVD規格の30ギガと東芝の商品にすら見劣りする性能しか出していません。
 
diga01.jpg

 
rd_a1main.jpg

 
 次世代DVDはディスクを大容量化して、現行では不可能なハイビジョン番組を録画するのが特長だっただけに、その大容量記録の中核技術で同規格他社だけではなく、規格のライバル企業にも差をつけられてしまったソニーは、昨今のリチウムイオン電池の回収で品質面での信頼低下を招いたのに続き、期待の大型商品をめぐる技術力にも疑問符が付いてしまった。
 
 
 BD、HD−DVD両陣営の規格争いで、ソニーが主導するBD陣営の強みは、ディスク容量が1層25ギガバイトと、HD−DVDの同15ギガバイトを上回る点だった。両規格ともディスク内に記録層を2層重ねることができ、松下は録画容量50ギガ(ハイビジョン番組で約6時間分)、東芝は30ギガ(同3時間分)の商品を発表した。
 
 
 しかし、ソニーの製品は、再生は2層ディスクに対応できるものの、録画は1層のみ。25ギガはハイビジョン番組なら2時間余りと、長編映画の録画を考えると十分とはいえない。
 
 
 2層記録は、ディスク表面から0.1ミリの場所に0.02ミリ程度の間隔で2枚重ねにした記録層に書き込む高度な技術。ソニーの西谷清テレビ・ビデオ事業副本部長は「2層記録の安定性を十分検証できなかった」と語った。
 
 
 ソニーは8月以降、リチウムイオン電池の回収や、次世代家庭用ゲーム機「プレイステーション3」の欧州発売延期などトラブルが続出。業界内では「BD陣営の盟主として、年末商戦への商品投入にこだわったのだろうが、技術面でかなり困難を抱えているようだ」との見方が広がっている。
 
 
Sony Style(ソニースタイル)
 

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