自動車レースの最高峰、Ｆ１の第１７戦日本グランプリ（ＧＰ）が６日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開幕した。来季の日本ＧＰは静岡・富士スピードウェイで開催されるため、８７年から続いた鈴鹿でのＦ１も今年で一区切り。鈴鹿を走るマシンを目に焼き付けようと、午前１１時からのフリー走行に、雨中にもかかわらず多くのファンが駆けつけた。
この雨で思い出すのは、2年前のF12004年の鈴鹿GP。この年は台風が鈴鹿を直撃して、予選初日の土曜日がキャンセルされ、日曜日にF１の歴史の中で初の予選と決勝同日となった波乱の日本GP。 当時BARに所属していた佐藤琢磨は、予選4位と結果を残した。 F1：日本GP 最終予選 琢磨4位、シューマッハ兄弟が１・２！! 今季は、引退を表明しているフェラーリのミヒャエル・シューマッハー（独）と前年王者でルノーのフェルナンド・アロンソ（スペイン）がドライバーズ部門で２戦を残し同点で並ぶ激戦。日本勢はホンダ、トヨタ、スーパーアグリ・ホンダの３チームと佐藤琢磨、山本左近の２選手が出場している。７日に公式予選、８日に決勝がある。
F1：日本GP 佐藤琢磨 4位入賞!! 2004年F1世界選手権シリーズ日本GPは、三重県の鈴鹿インターナショナル・レーシング・コース(1周5.807km)で10日、53周(307.573km)の決勝レースを行ない、予選4番手からスタートした佐藤琢磨(B・A・R Honda)が4位入賞。一昨年5位、昨年6位入賞で日本のファンを沸かせた佐藤が、再び母国でのレースで今年一年の成長を示す快心の走りを披露した。
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