イタリアの高級車フェラーリの日本総代理店であるコーンズ・アンド・カンパニーが、スポーツカー「フェラーリ 599」の日本での販売を発表した。フェラーリ史上最強のエンジンを搭載した新しい2シーター・クーペ、“フェラーリ F599 F1”を日本に導入し発表した。
575Mマラネロの後継にあたるこのV12ベルリネッタは、エンツォを除けば、フェラーリ史上最強のスペックを持つ。6リッターV12から絞り出されるパワースペックは、最高出力620hp/7600rpm、最大トルク62kg-m/5600rpm。この数値は、575Mマラネロのそれを軽く100ps以上うわ回り、同排気量の量産ユニットとしては、最高レベルといえるリッターあたり103psの高出力化を達成。実際、公表された性能データを見ても、0〜100km/h加速が3.7秒、最高速は330km/hと超ド級だ。