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October 9, 2006 space
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SEO 視覚&視線の遷移を読む:ウェブページを見る目の動きは「F」パターン

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SEOやSEMを考える時に、キーワードに注目する事が多い分けですが、どんなにSEOに力を入れてお金と時間を費やしても、その結果を出すのは、見てもらうページなのです!そのデザインやレイアウトがとても最重要なポイントなのです。キーワードの順位を上げる競争だけに明け暮れてはいけません!受け入れるページもがんばりましょう!
 

f_reading_pattern_eyetracking.jpg

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 ななるほど・・・言われて見て、初めて自分がどんな風にページを見ているのか判る気がしました。目の動きを調査した、「F-Shaped Pattern For Reading Web Content (Jakob Nielsen's Alertbox)」では、232人の被験者を対象にして、1ページから重要なコンテンツを見つけるために必要とする時間は、約2秒から3秒というものすごい短時間に驚異的な速度でページを見て検索を繰り返すそうです。
 
 その視線の経路をビジュアル化したのがこの画像。全部で3段階のステップを踏んでおり、各段階を踏んでいった結果、「F」の字を描くというわけ。大体どのユーザーも一貫してこのパターンを踏んでいるらしい。以下がその全3段階の説明。どういうレイアウトが効果的なのかが分かります。
 
 第1段階:
 
 訪問者は最初にページの一番上のコンテンツエリアを水平に視線移動させる。これが「F」の一番上の水平ラインになる。
 
 
 第2段階:
 
 次に訪問者はページを少し下に向かって視線移動させてから、再び第2の水平移動をする。この第2の水平運動は最初の水平運動よりも短い。これが「F」の字の上から2番目の短い水平ラインになる。
 
 
 第3段階:
 
 最終的にユーザーは左サイドから垂直下方向に向かってページをスキャンするようにして視線移動させる。時折ゆっくりとした速度で、そして機械的に見ていくとのこと。中にはまだら状に視線移動させる人もいるとのこと。いずれにしろ下方向に移動するので、これが「F」の最後の要素になります。
 
 つまりページ全体のコンテンツのうち3分の1程度しかユーザーの目には触れていないとのこと。なお、この図の色は何を示しているかというと、最も見られているのが赤色、次が黄色、最小が青色。全く見られていないのが灰色とのこと。
 
 第3段階の画像を見ると、各検索結果のタイトルを見ていくわけですが、トップページの上位しか見てません…。そして意外にも「Google Adwords」を見ているんです。。。SEO的にやはりこの場所なんでしょうか!?
 
 
F-Shaped Pattern For Reading Web Content (Jakob Nielsen's Alertbox)
 
 

 
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HOMENews BlogsSEO | October 9, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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