今年が最後!“皇帝”ミハエル・シューマッハ(37)=ドイツ、フェラーリ=の日本ラストランをはじめ、鈴鹿でのF1開催も今年が最後で来年から今後5年間は富士スピードウェイで開催となるなど、F1ダブル・ラストランとなる。 例年以上に話題満載。自動車のF1世界選手権シリーズ第17戦、日本GPは6日に三重・鈴鹿サーキットでフリー走行を行い開幕する。オークションで開始価格50万円のペアチケットに80万円の値がつく人気。2日には1日に終了した中国GPからマシンが国内に運び込まれ、次第に熱気が高まってきた。
まさに異常人気だ。F1のチケットは他のレースに比べ高価だが、インターネットオークションでは、定価の2倍はザラ。グランドスタンドの「S2」エリアで観戦券、指定席券込み、ペアで10万円余りの席が20万円以上。最高値の「V」エリア、ペアで計13万8000円の席に35万円以上の値がついたものも。ピット上階の特別エリアで観戦、ビュッフェスタイルの食事とフリードリンク、記念グッズ、専用駐車場、ピットウオークつきの豪華チケット「パドッククラブ」が、ペアで開始価格50万円に対し80万円の入札があるほどだ。
ミハエルに代わりラルフがGPDAの会長に ラルフ・シューマッハーが兄のミハエルの後を継いでGPDA会長に就任することになった。これで、F1のあり方についてのドライバーたちの見解において、シューマッハー家が引き続き発言権を持つことになった。 grandprix.comは、GPDAの役員3人全員が入れ代わり、ラルフが会長の役職に就くことになったと報じた。 先日の投票で、引退を表明したミハエル、デイビッド・クルサード、ヤルノ・トゥルーリに代わって、GPDAの役員に、現チャンピオンのフェルナンド・アロンソ、昨年ミハエルのリーダーシップに反旗を翻した後、役員の座から退いたマーク・ウエーバーが選出された。アロンソもウエーバーも最近、F1の“さまざまな問題”について、積極的な発言をしてきた。 役員選出の投票は、当初3週間前のイタリアGPで行われる予定だったが、おそらく引退発表を行う関係で、ミハエルの要求により延期された。
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