先週はじまったばかりのアップル iTunesでの映画配信ですが、唯一コンテンツを提供しているディズニーが販売実績を報告してきました。その金額は、なんと1週間で100万ドルって1億1700万にもなります。あわせて年間の売上げ目標も5000万ドルとしているようで、60億円でにもなります・・・こんなに売れたらTSUTAYA とか Blu-ray とか HD-DVD なんてiPodがあれば何でもよくなります。
現在のところ、「iTunes」で映画を配信するのはディズニー1社のみ。ディズニーは昨年、「iTunes」とテレビ番組の配信で初めて契約した企業でもある。「iTunes」でのテレビ番組の配信については、ほかの制作スタジオがすぐにディズニーの後に続いた。 アイガーCEOは、ディズニーが新たな媒体にテレビ番組や映画を販売するのではなく、自社のウェブサイトでのコンテンツ配信に力を注ぐ方針を明らかにした。ディズニーは、グーグル(Nasdaq:GOOG)のオンラインビデオ販売サイトやアマゾン・ドット・コム(Nasdaq:AMZN)、ヤフー(Nasdaq:YHOO)などが立ち上げている映画・テレビ配信サイトとはまだ提携していない。 アイガーCEOは、「われわれは、組む相手を慎重に選んでいる」と語った。 ディズニーのコンテンツを(ネットで)配信していくことに問題はないと自信を示すとともに、来年再ローンチされる予定の「ディズニー・ドットコム」などのサイトを「ディズニーの未来のネットワーク」に育て上げることに注力する意向を示した。 ネットを通じた映像配信は、同社のDVD販売を圧迫するものではなく、従来のテレビ視聴に悪影響を与えるものでもない、との見方を示した。 アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は、ピクサー・アニメーション・スタジオをディズニーに売却後、最近ディズニーの筆頭株主となり、同社取締役に就任した。アイガーCEOは、こうしたジョブズ氏との関係が、アップルが開発する技術への理解を高めることに貢献している、と指摘。「ジョブズ氏は最近、素晴らしい意見の“共鳴板”であるだけでなく、素晴らしいアドバイザーにもなっている」と述べた。