「ザ・センチネル／陰謀の星条旗」10月7日公開 24を越えるポリティカル・アクション

　
　｢24−TWENTY FOUR−｣に合衆国連邦機関CTU役でブレイクしたキーファーが、今度はシークレット･サービス役を演じる！本作は、引退したシークレット･サービスをアドバイザーに入れるなどリアルさを追及。まさに“映画版｢24 −TWENTY FOUR−｣”だ！！
　
　ピーター･ギャリソンは、アメリカのシークレット･サービスエージェント。現在はファースト･レディの護衛のヘッドを勤めている。シークレットサービスのピート・ギャリソンは、ファーストレディ護衛の任務に就いていたが、守るべき彼女と愛し合う関係となっていた。
　
　しかし事件が解決せぬ内に、ギャリソンに接触してきたタレ込み屋から、大統領暗殺計画の存在と、それにシークレットサービスの高官が関わっているという情報がもたらされ…。
　
　ある日、ギャリソンの友人メリウェザーから重要な機密情報を入手したと連絡があった。しかしメリウェザーは、ギャリソンに告白する前に、自宅で銃殺されてしまう。単なる事故なのか？ギャリソンのかつての部下、デヴィッド・ブレキンリッジは事件の捜査を開始。
　
　その事件の担当は検察局のトップ調査員デビッド･ブレキンリッジで、ギャリソンの親友の一人だった。そしてアカデミーを卒業したばかりの女捜査官ジル･マーティンが新たに加わる。だが捜査を進めるうちに、アメリカ大統領暗殺計画につながる大陰謀だと明らかになってくるが、その容疑は何故かギャリソンに！
　
　誰かが仕掛けた罠なのか！？大統領暗殺の真犯人は！？そしてギャリソンの運命は！？
　大統領暗殺を狙う存在は、組織の中にいる…
　

ザ・センチネル 陰謀の星条旗公式サイト
　
　緊密かつ強固な体制でアメリカ大統領警護の任務にあたるシークレットサービスに、もし大統領暗殺計画の内通者がいたら…そんな危機的な状況に挑む2人の男を描いたのがこの作品。
　
　伝説ベテランエージェントにマイケル・ダグラス、気鋭のトップ調査官にはキーファー・サザーランドが扮し、緊迫した演技を見せてくれている。
　
　大統領の暗殺を狙う正体不明の存在とそれを助ける内通者という2つの敵、さらに事件の謎を追うベテランエージェントと彼を第一容疑者として追う調査官という2人の追跡者、この二重構造が作品の緊迫感に深みを与えている。大きな驚きがあるわけではないが、リアルな緊張感を味わえるサスペンスアクションだ。

　■ザ・センチネル 陰謀の星条旗公式サイト
　　マイケル・ダグラス キーファー・サザーランド
　
　
　
　

　
※センチネルと聞いて、マトリックスを思い出す方は映画通！？今回はシークレットサービスの仕事を表す意味で、見張り、 番人と言う意味で使われています。
　
※ポリティカル・アクションとは？
政治、軍事、科学技術、思想、宗教、産業、経済等の諸問題に関する情報と論説からの造語として、政治スキャンダルを題材としたアクション物を表す。最近、ハリウッドではこれを題材とした映画が多く作られるようになった。テレビドラマでは「２４」がポリティカル・アクションの最たるものとして有名で、「ザ・センチネル／陰謀の星条旗」も、キーファーサザーランド出演で24イメージが強いのかもしれない。