緑色で三角形のボディににょろ〜っと伸びた手が2本、足が2本。一瞬、宇宙人?と間違えそうですが、これは京都の生菓子八つ橋をフィーチャーしたご当地キティ、その名も「八つ橋キティ」。ちなみにこの八つ橋キティ、全く原形をとどめないほどに変身させてしまった大胆なセンスはなかなか面白い。この商品、どういった経緯で生まれたんだろう?
サンリオから許諾を受けご当地キティのライセンス販売を行う株式会社あすなろ舎では、「京都は今までキティちゃんに着物を着せる着物バージョンが主流だったんですが、“パロディーも面白いのでは?”という意見を多方面からいただき、デザイナー共々検討した結果、八つ橋キティが誕生しました」(株式会社あすなろ舎 福地さん) ほかの地域にもこういった一風変わったキティってあるんですか? 「熊に本を持たせた“ハローキティ熊本バージョン”、エビフライに扮した“ハローキティ名古屋うまいもんバージョン”などがあります」(同) 熊に本を持たせて熊本キティってダジャレじゃないですか!? 思わず脱力してしまうが、微笑ましいアイディアだ。それにしても全国津々浦々の観光地で様々なご当地キティを見かけるけど、これって全国で何種類ぐらいあるんですか? 「リニューアルしたものを含めると800〜900種類のご当地ハローキティがありますね」(同)
個性豊かで面白いご当地キティには今後とも注目ですね。今後とも変わったご当地キティを生み出していってください!! ■ご当地キティ