3ラウンドのノックアウト方式となった予選、3リッターV10から2.4リッターV8にスイッチしたエンジン、レース中のタイヤ交換の復活と、今年も大きなレギュレーション変更が相次いだ。
開幕3戦が終了した時点では、いち早く新規定に対応して2勝を上げたルノーが他チームを一歩リード。38年ぶりに純ワークスチームとして参戦中のホンダ、皇帝ミハエル・シューマッハを擁して王座奪還に挑むフェラーリ、マクラーレン・メルセデス、トヨタなどが虎視眈々と打倒ルノーを狙っている。
そして日本からは、スーパー・アグリがF1初参戦を果たした。代表を務めるのは、ご存知かつてのF1ドライバー鈴木亜久里。ドライバーには佐藤琢磨、井出有冶を迎え入れ、車体、エンジン、タイヤ、ドライバー、いずれも日本製の“純日本チーム”としての参戦だけに、マシンを徐々に進化させ、鈴鹿では最高のパフォーマンスを見せてほしい。
鈴鹿サーキットの観戦ポイントをチェック!
1987年の初開催以来、今年で20回目の日本グランプリを迎える鈴鹿サーキット。8の字型のコースレイアウトで、テクニックかつスピードが必要とされるサーキットだけに、見どころも満載。まずは、各席の観戦ポイントをチェックして、10月開催の日本グランプリに備えよう!
V席
屋根付きの快適空間で最終コーナーから1コーナーに飛び込んでいく様、S字を走行するマシンも一部見られる。
S1席
最終コーナーから1コーナーまでの流れはもちろん、感動のフィニッシュシーンや表彰台風景もバッチリ。
S2席
緊迫感みなぎる決勝レースのスタートシーンから、1コーナーに向かう各マシンのライン取り、進入が観戦可能だ。
A席
最終コーナーの立ち上がりがメインストレートのトップスピードを左右する。立ち上がり位置に注目!
B1席
最終コーナーをどのラインで進入していくのか。メインストレートを走るマシンの後姿に思わずうっとりする。
B2席
シケインからメインストレートに緩やかに下りながら続く、長い右コーナーでの攻防がじっくり見られる。
B3席
バックストレッチでトップスピードをマークしたマシンが、そのまま全開で走破する130Rの攻防をぜひ。
C席
時速300km超で向かって来るマシンが70km近くまで一気に減速してくる。シケインでの挙動をチェック。
D1席
静止したマシンがシグナルが消えたと同時に一気に加速し1コーナーに向かっていく。迫力のスタートシーンを。
D2席
メインストレートでのスリップストリームを巡る駆け引き、ブレーキング競争でインを突くシーンが楽しめる。
E1席
1コーナーで攻め2コーナーで膨らむか、1コーナーを抑え2コーナーで攻めるか、各チームの攻め方がわかる。
E2席
鈴鹿サーキット最大のパッシングポイントが一望のもとに。コントロールし切れずコースアウトするマシンも。
F1席
2コーナーからスムーズに立ち上がってきたマシンが、ラインを保ったままS字をクリアできるかが焦点である。
F2席
かつて、ジャン・パブロ・モントーヤが「メチャクチャ、テクニカル」と脱帽したS字コーナーでの攻防がハイライトだ。
G席
左、右と連続するS字コーナーから、そのままのリズムで逆バンクへ走り抜けていくマシンの挙動が観戦できる。
H席
270km近くで走って来たマシンが60kmまで減速する、鈴鹿最大の低速コーナー。写真撮影にピッタリのポイント。
K席
時速350km近くまで達すると言われる鈴鹿のトップスピードマーク地点。世界最高峰のスピードを心ゆくまで。
大会日程
●10月6日(金) フリー走行
●10月7日(土) フリー走行、F1公式予選
●10月8日(日) F1決勝
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