吉野家ディー・アンド・シーは、米国産牛の輸入再開を受けて、2004年2月から休止していた牛丼の販売を18日に再開する。ただ、輸入再開から間がなく、十分な量が確保できていないため、販売数は全国の約1000店で100万食とし、売り切れ次第、9月中は再び販売を止める。
「吉牛」の復活は、05年2月に過去の在庫などを使って1日限定で販売して以来、約1年7か月ぶり。 販売休止以前の1日平均販売数より20万食多い牛丼を用意するが、販売再開を待ちわびるファンも多く、多くの店では18日に即日完売となる見通し。価格は並盛りで400円前後で、販売休止前の280円よりも高くなる見込みだ。 米国産牛の輸入は今年7月、生後20か月以下の牛などについて再開が決まったが、まだ十分な量が入ってきていない。吉野家では10月以降も販売日などを限った販売となる、とみている。 米国産牛肉をめぐっては、焼き肉店「焼肉 でん」を展開するゼンショク(大阪府茨木市)が販売を再開している。 ■ 吉野家「吉牛」18日に販売再開、即日完売予定!? ■ 吉野家 牛丼が18日に「復活」 食べる? 見送る?