パナソニックは8月31日、ノートPC「Let'snote CF-W4G」シリーズのバッテリ無償交換を発表した。しかしデルやアップル社のパソコンとは違い、ソニー製リチウムイオン充電池は使用していない。同シリーズは、12.1型液晶を搭載する2スピンドルモバイルノートで、2005年5月に発売された。
この不具合は、一部の製品で落下などによる強い衝撃が加わった場合に、ごく稀にバッテリのラッチ部分が破損し、これによりバッテリが発熱、変形が生じる場合があるという。なお、同製品にソニー製リチウムイオン充電池は使用していない。 対象は、個人向けモデル「CF-W4GW9AXR」、直販サイトのマイレッツ倶楽部モデル「CF-W4GW9AXP」、「CF-W4GWPAXP」、「CF-W4GWPHXP」、ビジネス向けモデル「CF-W4GW9AXS」の製造品番で、製造番号がいずれも「5D」または「5E」で始まるもの。さらに、別売バッテリの製品品番「CF-VZSU40」の刻印密番が「xxxA」も対象となる。 交換の申し込みは、専用ホームページ(https://askpc.panasonic.co.jp/ccwi/info_w4.do)、専用フリーダイヤル(Tel.0120-878-258)で受け付ける。交換方法は、ユーザーが指定した宛先へ改善済みのバッテリが届き、運送会社が不具合のあるバッテリを回収する。交換日時の指定も可能。