「ナイキジャパン」スポーツ用品販売の顧客約44万5000人分の個人情報が記録された磁気テープが、江東区の佐川急便江東店でトラックごと盗まれていたことが分かったそうですが、豪快にも10トントラックの荷物と磁気テープ丸ごと盗んだそうです。
調べでは、8月20日午前7時半ごろ、同店従業員が、磁気テープやナイキ商品を積んだ10トントラックがなくなっているのに気づいた。トラックは無施錠でキーを差したままだった。6日後、茨城県稲敷市内で見つかったが積み荷はなくなっていた。 ナイキジャパンによると、顧客情報は全国に9店舗ある同社直営店「ナイキストア」のメンバーズカード会員の名前と住所、電話番号など。 同社は「高度なセキュリティー措置が取られており、読み取られる可能性は低い」と話している。 ナイキの靴と顧客情報積載の車を盗んだ容疑で、2人を逮捕 スポーツ用品会社「ナイキジャパン」(東京都)の顧客情報が記録された磁気テープが配送車ごと盗まれた事件で、茨城県警は7日、千葉県佐倉市表町1丁目、内装業蜂須賀謙一郎容疑者(43)と、いとこの東京都江戸川区西一之江1丁目、トラック運転手、紙屋光春容疑者(28)を窃盗容疑で逮捕した。2人とも容疑を否認している。 調べでは、蜂須賀容疑者らは父親の忠雄被告(66)=盗品など処分あっせん罪で公判中=と共謀して、昨年8月19日から20日朝の間、東京都江東区の佐川急便江東店で、ナイキの運動靴と磁気テープなど計約3050点(時価計1150万円相当)を積んだ配送車(時価100万円相当)を盗んだ疑い。 磁気テープにはナイキのポイントサービス会員約44万5000人分の住所や名前が記録されていた。テープ自体は見つかっていないが、個人情報の流出は確認されていないという。 県警は昨年8月26日に茨城県稲敷市内の解体業者に配送車が売却されていたことを突き止め、忠雄被告と千葉県白井市の無職男(64)らを盗品等処分あっせん容疑で逮捕。忠雄被告が「息子らと計画した。車を売って、遊興費をつくるためにやった。磁気テープには気付かなかった」と供述したという。