2006年9月1日16時30分発表 猛烈な台風12号は、1日15時にはウェーク島近海にあって、西北西へ毎時20kmで進んでいます。中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。この台風は、2日15時には南鳥島近海付近へ達し、3日にかけても南鳥島近海付近を勢力を保ったまま進むでしょう。4日15時には日本の南へ達する見込みです。この方面の船舶は、十分な警戒が必要です。
<台風12号>接近で南鳥島の観測所職員が避難
気象庁は1日、猛烈な台風12号が南鳥島に接近し、高潮などの危険が見込まれるとして、同島気象観測所の職員16人が硫黄島に避難したと発表した。このため、同観測所の観測業務を休止する。これまで三宅島などの噴火により避難したケースはあったが、台風接近による避難は初めて。 同島に配属されている海上自衛隊、海上保安庁の計24人も同時に避難し、全員が海自の飛行艇2機で約1000キロ西の硫黄島へ移動した。