協栄ボクシングジムは5日、延期となっていたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者・亀田興毅(協栄)vs同級1位のフアン・ランダエタ(ベネズエラ)の一戦を12月20日に東京・有明コロシアムで行うと発表した。
■WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅初防衛戦 12R 12月20日(水) 東京・有明コロシアム
10.18 WBA世界戦 亀田興毅 vs.ランダエタ抹殺宣言 ボクシングWBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅(協栄ジム)が31日、都内ホテルで記者会見を開き、同級1位ファン・ランダエタ(ベネズエラ)との初防衛戦を10月18日に有明コロシアムで行うと正式に発表した。しかし試合目前!緊急事態!興毅18日VSランダエタ再戦延期の可能性!? “浪速乃闘拳”がついに重い口を開いた。2日に行われたWBA世界ライトフライ級王座決定戦でランダエタと対戦。判定ながら見事勝利を収め、悲願の世界王座を獲得したものの、微妙な判定を巡って一部から厳しい批判を浴びた。だが、興毅は20日に試合を控えていた二男・大毅が試合に集中できるよう配慮し、これまで沈黙を守ってきた。 批判報道の影響か、会見場にピリピリムードが漂う中、協栄ジム金平桂一郎会長と会見場に現れた興毅は、「とりあえずアイツだけは許せん。アイツごときにああいう試合をしたことに納得していない。とりあえず次はつぶすよ」と豪快にKOを宣言。 前回は減量苦での苦戦が伝えられたが、「一回やったから分かっている。今回は違う調整でやるしな。この前は最悪だったし、あれ以下はない。減量がうまくいったらあいつ死ぬな。ベネズエラまで吹っ飛ぶよ」とコメント。詳細こそ明かさなかったが、新たな調整法で初防衛戦に臨むことを明かした。 「オレはオレのボクシングをやるだけ。寝てても勝てるよあんなヤツ」といつものビッグマウスも飛び出したが、会見中はうつむき加減で腕を組み、質問にも終始厳しい表情で答えていた。 会見の最後にはファンに向けて、「前回は悪いことした。ファンも納得してないやろうけど、オレが一番納得してないからな。今度は、みんなにスカッとしてもらうような試合を見せるよ」とメッセージを送った興毅。果たして、批判を吹き飛ばす豪快なKO勝利を見せることができるのか!? ■10.18 WBA世界ライトフライ級王座防衛戦 10月18日(水) 東京・有明コロシアム 開場16:00 第1試合開始17:00
[同級王者]亀田興毅(協栄ジム) [同級1位]ファン・ランダエタ(ベネズエラ)
緊急事態!興毅18日VSランダエタ再戦延期 WBA世界ライトフライ級王者・亀田興毅(19=協栄)が、初防衛戦を延期することが分かった。海外のボクシング関係者が1日、明らかにした。18日、東京・有明コロシアムで同級1位ファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)との因縁の再戦を控えていた。複数の関係者によれば、亀田の故障が延期の理由だという。年内に試合が行われるかどうかは不明。早ければ今日2日にもV1戦の延期が正式発表される見通しとなった。 因縁の再戦が先送りとなる。8月2日のWBA世界ライトフライ級王座決定戦で世界王者となった亀田の初防衛戦がキャンセルされる。海外のボクシング関係者によれば、既に10月18日の再戦は延期の方向で調整が進んでいるという。前回、亀田の2−1の微妙な判定勝利で議論が白熱したことで、今回の再戦は決定から注目をされていた。 初防衛戦は約1カ月前の8月31日に正式発表されたばかり。亀田も9月初旬から世界戦に向けたトレーニングを開始。5日間にわたる茨城・筑波山合宿で体力面を強化した。同11日からはメキシコ人パートナー2人を招き、約1週間のスパーリングも消化していた。先月25日のWBA東京総会には久しぶりに公の場に姿を見せ、日本の生んだ歴代の世界王者とひな壇に立って特別表彰された。WBAヒルベルト・メンドーサ会長との記念撮影に応じるなど元気な姿を見せていた。 しかし複数の関係者によれば、亀田の故障が延期の原因になったもようだ。WBA東京総会で亀田は「特別なことはしてない。いつも通りや、前回初めて(ライトフライ級で)やってるし、気持ちは楽やな。最高の状態でリングに上がって豪快に倒す」と好調を口にしていた。同27日の弟大毅のプロ6戦目後にはリングに立って「次は10月18日、絶対に防衛するから」と宣言するなど自信をみせていた。それだけに世界戦の延期は衝撃的だった。 亀田陣営は10月18日の世界戦に加え、12月上旬にも「亀田のけんか祭り」と題した興行を予定していた。しかし現時点で年内の初防衛戦が可能かどうかは不透明な状況だ。現在、主催者となる協栄ジムが再び試合日程の調整を進めており、近日中に正式発表されることになりそうだ。
ランダエタ戦延期 左まぶた8針縫うけがが理由 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者、亀田興毅(19)が所属する協栄ジムは2日、記者会見を開き、亀田が18日に東京・有明コロシアムで同級1位、フアン・ランダエタ(27)と再戦する初防衛戦を延期することを発表した。 亀田が練習中に左まぶたを8針縫うけがをしたためで、同ジムは新たな試合日を12月中旬から下旬とする方向で調整している。 金平桂一郎・同ジム会長によると、亀田は29日、日本人選手とのスパーリングでパンチを受けた際に左まぶたの目じりの部分を切り、東京都内の病院で全治1カ月と診断されたという。金平会長は「当初はたいした傷ではないと思っていたが、切り口が広がる可能性もあると診断され、事実上のドクターストップ。 ファンの方々に申し訳ないが、練習中の不慮の事故なので理解してほしい」と説明した。亀田本人は会見に出席しなかったが、「どうしてもランダエタとチャンピオンとして対戦したい。年内にやりたい」と希望を述べているという。延期された試合の日程は、相手陣営やテレビ局と年内開催の方向で準備を進め、近日中に発表される見通し。 金平会長は「本人は当初、相当ショックを受けて落ち込んでいたが、今は『頭を切り替えて頑張ります』と言っている」と説明。亀田は2―1の判定勝ちをした8月2日のランダエタ戦で右目上を切ったが、今回は初めてカットした部分。日本ボクシングコミッション(JBC)、WBAに近く診断書を提出するという。
亀田興毅(WBA世界ライトフライ級王者/協栄) フアン・ランダエタ(WBA世界ライトフライ級1位/ベネズエラ) <チケット料金>(全席指定) ファーストクラスシート 100,000円(グッズ付き、専用入場ゲート) SRS席 50,000円 RS席 30,000円 S席 20,000円 A席 12,000円 B席 5,000円 闘拳レディースシートB席 5,000円 ※女性限定シート C席 3,000円
<問い合わせ> 協栄ボクシングジム TEL=03−3205−3838